soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

C69・その11 Music explorer/「S.C.X」

今回もっとも予想を斜め上を行く良さだったClean tearsさんの曲のアレンジアルバム。
BMS作家時代は聴いていたのですが、BMSを出さなくなってからは完全ノーマークでした。
聴いてると幸せになれる明るいトランスがウリの氏の曲が自分の手+5人のアレンジャーによってリミックスされています。


低音の効いた激しいドラムンからスタート。ベースエフェクトを最大にするのは義務。リミックスはCool&Createに参加していたUNTAMED SYSTEM(旧DJUNKNOWN)さん。②はセルフアレンジでチョップベースがカッコよすぎるキレイ目ドラムン(かな?)泣きフレーズ満載かつ激しさも兼ね備えた曲。メロディ、ソロ、ブレイク後からの展開すべてがオレ好み。今CDで一番お気に入り。⑧はメロディのキレイなfairy taleのセルフリミックス。お得意の明るいトランスで名アレンジ。
このCDには名曲LIGHTのリミックスが4曲も入ってます。まず④はピアノをメインに持ってきたセルフリミックス。明るいメロディに開放感あるアレンジなのになぜか泣けるのは相変わらず。無条件で涙腺を刺激される良曲。⑤はRIPPLEさんのリミックス。テンション高いです。最後に昇っていくシンセが良い。このメロディはホントにいいな。⑦はinfinityさんのリミックス。前2つと違ってずっしりした(原曲に比べ)低速アレンジ。⑩はLUZE+strawberryさんの暗いトランスコアリミックス。ちょっと微妙かな。


Clean tearsさんの作るフレーズは明るいのに泣かせてくれる。明るさと泣きと激しさが同居したCDです。Clean tearsさんの曲が好きな人はもちろん、そうでない人にも是非聴いてほしいCD。何度も言うようですがホントに泣けます。


ただジャケットのせいで気軽に部屋に置いておけないorz。


Clean tearsさんというとBJCUP3rdに登録していたCHERUBを始めてプレイした時、衝撃が走ったのを覚えています。トランスっぽくないという事もあり、あまり評は入らず話題にはなりませんでしたがあの大会で一番好きなBMSでした。好きなBMSベスト10入るかも。今回のCDにリミックス入れて欲しかったなぁ。