soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

死生/ワードワード

dydyさん8作目〜。選択肢ありのノベルゲーム。主人公の違う話を7話収録。プレイ時間は4時間程。いままで紹介してきたのが背景オンリーのモノばかりでしたが、今回はシルエット立ち絵あり。シルエットの中身に萌え絵を想像してしまう自分が嫌だ…。
途中で部屋を探るシーンや「戦う」「逃げる」などを選択しながら化け物から逃げるシーン
があったりと「1999christmasEve」のようなミニゲームがいくつかあります。途中にある確立でバッド直行ってのはノベルゲームではタブーだと思うんですが…。


タイトルどおり生きること、死ぬことをテーマにした話。序盤は「鬼ヶ島」に雰囲気が似てますが、ちょっとすると違う雰囲気になっていきます。どんどんスケールが大きくなっていき、先を読みたくなる話でした。つまりおもしろかった。
各話の終わり方が唐突だったのがちょっと気になったかな。もう終わり?みたいな終わり方が多かった。鬱さはかなり抑え目で少年漫画感覚で読めます。


特別インパクトの強いシーンはなかったけど、読んでて面白かった。
さてdydyさんのゲームも残る所あと2つ。