時流 / WhiteFlame

一本道ノベルゲーム。プレイ時間は7〜8時間ほど。

絵がかなり綺麗。立ち絵、イベント絵ともフリーとしてはトップレベルの出来。
自作の音楽（ボーカル曲もあり）もそれなりに良い曲が揃ってる。

御三家、鬼、時、謎の巫女少女など、まさに伝奇といった要素が詰め込まれています。
更に[ループ]（ネタバレ）を使って様々な人々の思惑を少しづつ明らかにしていく手法を取っているので、先が気になりだすと読むのが止まらないのではないでしょうか。
しかし自分は、文章が好みでなかったのでイマイチ物語に入り込めませんでした。セリフが誰のものかわかりにくいのと、「聖護院」「五条」といったゲーム内の専門用語が最初からばんばん出てくるので読みにくかったというのが大きな原因かな？
話の大きさのわりには終わりがあっさりしていたのも気になりました。

うーん、おおまかな設定自体は好きなんだけど、ちょっと自分には合わなかったかな。
伝奇ものに目が無いという人は楽しめるのではないでしょうか。