soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

試食CD Vol.8 / ぐっどていすと

鍵インストアレンジ。ジャケの美鈴ちんカワエー。


全8曲で試食CD(100円)とは思えないボリュームです。
ロックテイストのアレンジがメイン。美鈴がギターを持っているところを見ると「ギター」がテーマか?
アップテンポの明るいアレンジで聴いてて気持ち良いです。全編に渡って掻き鳴らしているギターがカッコイイ。
原曲の良さを再確認できるなかなかの良アレンジ群。


①「鳥の詩」(AIR)アレンジ。ジャジーなリズム隊を土台に綺麗なストリングスとピアノがメロディを奏でます。ギターは後ろで掻き鳴らしまくってる。数ある鳥の詩アレンジのなかでもトップレベルの爽快さ。良アレンジです。
②「A Tair」(ONE)をロック調にアレンジ。「A Tair」はメロディのせいでダルいアレンジになりがちですが、これは熱いギターのおかげで無問題。
③「虹を見た小径」(ONE)のちょいラテン風味ポップスアレンジ。爽やか〜。
④「てんとう虫」(AIR)をパンキッシュなロックにアレンジ。勢いがあります。今作で一番のお気に入り。この曲ってさりげなく良いメロディなんだよな。
⑤「Last regrets」(KANON)を軽快なポップスにアレンジ。原曲と違ってポジティブな曲調です。ジャカジャカ鳴ってるアコギが良い。
⑥⑦は「羽根」「夢の痕」アレンジと称して?と?のカラオケバージョン。「インストなのにカラオケ?」と思うかもしれませんが、歌の部分に当たる楽器を取り除いたバージョンということです。
楽器があった時には耳を傾けなかったパートが聴こえて違う曲のように聴こえます。これはこれで聴ける。
⑧は④を基準に弾きまくりのギターを加えたもの。馬鹿っぽさが増してみちるらしさアップ。


とにかく爽快で気持ち良い。
KEYサウンドが好きな人はもちろん、原曲を知らない人でも買って損はないでしょう。安いしね。
こういう爽やかな雰囲気のアレンジCDって減ったなぁ。貴重です。