soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

学校であった恐ろしい話 体験版 / Bias Crashers

フリーノベルゲームの体験版。SFCの『学校であった怖い話』の2次創作です。プレイ時間は15分ほど。
ダークアンビエント調のBGMが雰囲気を出してます。


原作と同じく語り部が怖い話をプレイヤーに語りかける形式。
視覚情報は黒一色の背景とラフなバストアップ画像のみ。背景無しがどんな画像が出てくるかわからない恐さが無くなったと取るか、黒一色によえう圧迫感&イマジネーションの可能性と取るかは人によって分かれそうです。
自分は僅差で前者かなぁ。とはいえ新堂のシナリオでドキっとさせられたし、物足りないとは感じませんでした。


今回収録されている2つの語りはまぁまぁと言った感じ。それなりに怖いけど、背筋が凍るほどとまではいきませんでした。
現段階では忠実に原作の雰囲気を継承している正統派パロといった印象。原作には無い、こっちならではの個性などは見受けられませんでした。正統派すぎてちょっと印象が薄いか?
最終的に一番ドキドキさせられたのはBGM付きのHPだったり。アレは恐すぎる。


今後はシナリオ間の絡み合いなども再現していくとのこと。
雰囲気作りなどの地盤はしっかりしていると思うので、今後どう展開していくかで大きく評価が変わりそうです。原作忠実でくるか?独自色でくるか?


関係ないですが、amazonの『学校であった怖い話』のページのパッケージサンプルが「バイオ ガンサバイバー2」で笑った。