soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

雨の日と雨の日の次の日 / 人工くらげ

ノベルゲーム体験版。プレイ時間は30分程。


今体験版では主人公のなんてことのない平凡な大学生活が描かれています。
見た目が幼女の教授が出てきたりもしますが、それ以外は現実にもありそうな至って普通の大学生活。ドラマチックな展開や驚きの急展開といったものは一切無し。独特の空気です。


普段はこういった展開の無いゲームは苦手なんですか、このゲームは妙に惹かれるものがありました。
院生と教授の会話ってこんなんだよなぁとか、大学でこういう会話してるヤツいるなぁとか思いながらプレイしてました。
良い意味で淡々とした「色の無い文章」が新鮮なのかも。


絵は上手くはありませんが、質素な絵柄が作品に合っている。イベント絵の構図が何気に好き。
BGMは素材使用ですが、むちゃくちゃ良い曲が揃っています。ナイス選曲だ。


自分でもどこに惹かれているのかよく判りませんが、不思議と気になるゲームです。
非現実系に転向しそうな描写もいくつかあるのでまだまだ先は読めない。
今後の展開に注目したいゲームです。