soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

REBELLION / octet*

スクエアの3D横STGアインハンダーのアレンジCD。
アインハンダーのBGMは大好きでサントラも傷がつくぐらいに聴きまくりました。


近未来を思わせるトランスサウンドがメイン。octet*らしくミニマルも数曲。
アレンジのクオリティは高いんですが、原曲の持つ打ち込みならではの荒々しさがほとんど無くなっているのが気になる。原曲から綺麗な部分だけを抜き取ったような印象です。
アインハンダーはあの(広義としての)サイバーパンクな雰囲気がウリだと思ってるんで非常に残念。
数々の耳に残っているフレーズもあまり使われてない or 大きく変えられていて、当時を懐かしむ感覚も思ったよりありませんでした。
アインハンダーは曲とステージ展開のシンクロの魅力もデカイしなぁ。


と、キツい感想を書いていますが、Arkさんのアレンジ②⑧⑩は素晴らしかった。
普段のoctet*ではJOYH-TVさんに比べるとどうしても印象が薄かったArkさんですが、今作での攻撃的なトラックはズバぬけてカッコイイ。
②「発進(TAKE OFF)」トランスアレンジ。ひたすらウネウネシンセがループするのがどんどん高揚感を高めてくれる。これほど印象に残る機体セレクトBGMも珍しい。
⑧「血戦(BLOODY BATTLE)」のミドルテンポ・レイブアレンジ。声ネタが入ってきてからのアゲ方がたまらない。今作で一番好き。
⑩「叛逆(REBELION)」のゴアトランス to ブレイクス/ドリルンアレンジ。原曲のおどろおどろしい雰囲気をそのままにノリの良い曲に仕上げています。後半のブレイクビーツがカッコイイ。


他には、Lixさんの⑥「狂乱(MADNESS)」はソフトアレンジということで新鮮みはなかったけど、大好きなフレーズが残ってるのが良かった。反面、同じくLixさんの⑨「熱圏(THERMOSPHIERE)」は原曲の肝であるイントロフレーズが消えてるが残念。あのフレーズを消すとは冒険してるなぁ。まぁ、曲としては佳曲。
④⑤もリミックスとして聴くと物足りないけど、純粋に曲としては悪くない。


アインハンダーのアレンジCDにしては優等生すぎて面白みに欠けるかなぁというのが正直な印象。
個人的にはArkさんみたく原曲フレーズを前面に押し出した曲がもっと欲しかった。
期待&原曲への思い入れが大きすぎたってのもあるかも。