soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

雨鐘の空、落ちるとき / O+

伝奇同人ノベルゲーム体験版。プレイ時間は45分ほど。


本職写真家・自称冒険家の桐島壮太は目的のローケーションへ向かうため山を登っていた。
道に迷った壮太は小さな村に行き着く。
その村の名は雨鐘村……。村の人々は壮太を歓迎していないようだ。


冒険者が辺境の村に行き着いて不穏な気配に包まれるというシチュエーションからわかるようにクトゥルフ神話をベースにしているとのこと。
写真選びのセンスもあって、直接的(パニックとか)では無く、静かに見せてくれる村の奇妙があります。
しかし、会話メインで進み、なかなかストーリーが展開しないのは自分の好みでは無いかも。結局大きなことが起こらないまま終わってしまったのであまり惹かれる体験版ではありませんでした。良いシチュなのに恐怖感は感じられず。
でも、この雰囲気が好きな人はいるかもな。