soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

FRONTIER / signal+noise

J-フュージョン系サークルによるオリジナル・インストアルバム。


今回もいつもと変わらずのT-Square直系J-フュージョンサウンド。
相変わらずのメロディの良さで安心して聴けます。今回はスローテンポ曲でもポジティブなメロが多くて私好み。全体的に明るいので「eleventh」の空気をそのまま受け継いだ感じになってます。


①F1番組で使われてそうな典型的なJ-フュージョン。サビが開放的で良いメロ。長いギターソロも伸び伸びとしていてなんとも爽快。
②甘くも切ない大人なメロディが耳に残るミドルテンポ曲。リズムなどがちょい南国風味。これもメロディがキャッチーで耳に残ります。
④スラップベースがカッコいいアップテンポの曲。なんといってもサビの裏ライド萌え。メロディも爽やかでポジティブ100%。聴いててむちゃくちゃ気持ちいい曲です。今作で一番好きな曲。
⑤一枚に一曲は入れてくる切ないシンセの泣ける曲。ここでも裏ライドがー!たまんねぇ。全体に漂うノスタルジーな空気に涙腺がやられます。
⑦ピアノ、ギター、EWIのスローテンポチューン。夕日が沈む前のようなゆったりとした曲。


メロセンスの素晴らしさがウリの爽やかJ-フュージョン
本当にこの人のメロはグッとくる。あまり自己主張する曲調ではないからBGMに最適。
あと曲名付けも相変わらずナイス。「starting line」とかもうそのままだし、「BITTER SWEETR」みたいなタイトルも曲とタイトルを見比べると思わず納得してしまいます。