soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2011/04/11 Dragon Ash @ ZEPP OSAKA

Dragon Ashのライブに行ってきましたー。
ミクスチャーロックに復帰した最新作「MIXTURE」を携えてツアー。
Dragon Ashのライブは去年8月のRUSHBALL以来。いつもフェスでみてたから何気にワンマンは初めて。


チケがなかなか完売にならなかったので人入りが少し不安だったのですが、会場に入ってみると人いっぱい。まだまだ人気あるなー。
こんだけ音楽性変わってるのにoioiなノリが続いてたのはちょいびっくり。


最新作が「ロックバンド」を意識しているだけあって「踊る」より「モッシュする」曲を中心にしたセトリ。
大人しい曲は少なめでガシガシロックチューンで攻めてきました。ところどころでBOTSがかけるBGMをバックにチューニング(3〜5分)を挟んでたんですが、この休憩時間が無いと死ぬってレベルで盛り上がってた!


新譜だけでなく旧作からの曲もしっかり挟んできてた。嬉しかったのが『Lily of〜』から「Revolater」と『Life goes on』カップリングの「Snowsape」!ここ数年のラテン路線からやるとは思わなかったからことさらにアガりました。「Revolater」のブレイクビーツは今聴いてもかっこええわ〜。


会場が一番盛り上がったのは「La bamba」。踊れや騒げやの最高の瞬間でした。
他にもギターを降ろしてハンドマイクになったKJが歌う「静かな日々の階段を」もグッときたし、「百合に花咲くこの場所で」も切なかっこよかった。イントロが聴こえた瞬間の歓声ものすごかったです。新譜からで一番良かったのは「Fire Song」。感動的。


「life goes on」から始まったアンコールでは、サクの『ケンジ〜、ホットケーキが食べたいなっ』から「Hot Cake」で『Viva la〜』のボートラを再現!涙モンでしたわ〜。締めはラテン風にアップデートされた「Viva la Revolution」。大量に突き上げられるVサインでピースフルに終了。


MCは少なめで20秒ほどのを3〜4回。フェスで言いまくってたロックバンド回帰はあまり言ってなかったし、震災のことにも触れず。
でも終了後に後ろのスクリーンに移されたスタッフロールの最後に被災地の写真とともに「BUILD AGAIN」の文字。己の口からは語らず……かっこええなぁ。


ライブパフォは馬場さんが目立つ。「Ambitious」でのライトセイバー回しに惚れ惚れとし、「RockBand」でのSATOSHIさんに背を預けての絡みが良かった。後者はステージ上は真顔が基本の馬場さんがめっちゃ笑ってたのが印象的。
あと、やはりKJは貫禄ある。「Mixture」とかでコーラスを歌わなくてもオーディエンスがしっかりと歌ってくれる。それを笑顔で見るKJはまさにビッグになったロックバンドのフロントマンそのもの。



青春時代に聴きまくった『Lily of〜』の曲もいくつか聴けて大満足!
腕が上がらなくなるくらいに振りまくったライブは久しぶり。
ここのところ踊ったり浸るライブが多かったんで、こういう青さを兼ねた熱いロックのライブの楽しさが久しぶりだった。
いい汗を思いっきりかかせてもらいました!