2011/12/21 バズーカ・ジョー(原田仁)、久土'N 茶谷、DODDODO、DJ:針飛び佐助(山本精一) @ 難波ベアーズ
ROVOのベース・原田さんのバンドが気になってたライブ。針飛び佐助(=山本精一)も意味不明すぎて興味をそそられる。
当日まで悩んでたけど早めに会社出れたので行ってきました〜。客は30人くらい?思ったより少ないな。
針飛び佐助(山本精一)
さっそく針飛び佐助が何だったかを説明すると「山本精一がPC前に座ってyoutubeをダラダラ流す」というしょうもないものでした(褒め言葉)。
以下ポイントをピックアップして箇条書き。
- バンド転換中のDJ。プロジェクターを壁に映してるので画面も見れる。音はベアーズのスピーカー使ってるからめちゃくちゃいい。
- safariの大量のブックマークから選択
- ブクマにヤフオクとか混ざってる
- たまに読み込み追いつかず映像止まる。それを客が見つめる謎空間
- 必ずしもフルで見せるわけでなく山本さんの気が向くままにぶつ切りで次の動画へ
- 1分ほど『もってけセーラー服』が流れる。さすが
- ブクマを開くも動画が削除されまくってる
- 音楽の動画とは限らず。ライブハウスに響き渡る『木星』がシュールすぎる
- 唐突にスティングレイやら特撮人形劇
- 出演バンドに合わせて戸川純、ラモーンズ、ストゥージズ流したりとさりげなくしっかりDJしてる
- おもむろに検索をはじめる山本精一
- 謎のタコ特集
- ビートルズ → 少女時代
- TAXIでノリノリの山本精一
- 失笑に次ぐ失笑
いや〜、最高だった!
オッサンがyoutube見てるだけなのになんでこんなに面白くなるの?
Doddodo
遅れて到着したんでラスト一曲『夕日』だけ聴けた。
あぁ、こんなイイ曲だっけ。おもちゃの鉄琴っぽい音が心に染みるなぁ。
久土'N 茶谷
ギター・山本久土とドラム・茶谷雅之のユニット。ふたりとも名前はよく見かけるけど実際に見るのは初めて。
カントリー、ブルースとかに寄り道しなが日本のロケンロー。主にカバーだったのかな?戸川純の『諦念プシガンガ』『バージンブルース 』はわかった。あとphew&山本精一の『まさおの夢』と二人が所属するMOSTのカバーも一曲。
二人とも眉間にシワ寄りまくりの渾身の演奏ですごい迫力。
特に茶谷さんのドラムがすごい!弾性MAXのゴムみたいな腕の動きで開始一曲目にして折れたスティックが飛んでくるんじゃないかと思うほどだった。しかもそのパワーのままものすごく繊細なフレーズを叩いてる。一発で虜になりました〜。
山本久土さんも歌声、ギターとも渋くてかっこ良かった。基本座りながら弾いてたけど高まってきたら立ちあがってジャカジャカと暴走。
かっこ良かったー。
『まさおの夢』が良すぎて帰り道に次の日にやる『phew&山本精一』のチケ買ってかえりました。
バズーカ・ジョー
原田さんパンク小僧な出で立ち。音楽性もパンク。パンクはワルガキが聴く音楽だったころのガチ・パンク。
ベースとドラムスの二人バンドなのに音が厚い。Death from above 1979を思わせる。
10回以上繰り返された「1!2!!ロケンロー!!!」のコールから始まるファストパンクの連打に痺れました。
この手のパンク/ロックンロールはあんまり聴いてこなかったんだけどカッコイイなぁ。
原田さんはROVOで使ってる小さいベースでスラッシュメタルにも近いリフを弾いてて新鮮だった。ボーカルも原田さんが担当。高めの声質自体は軽いけど勢いがあってロックしてる。たまにデス声気味になったりも。
ドラムもシンプルなリズムを力強く叩いてて良かった。
原田さんにこんな一面があると知ることができて、面白い体験ができました。いや〜、かっこ良かった!
針飛び佐助は見物だったし、出演バンドも良いのばかり。行ってよかった〜。