soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2014/05/05 Music Circus 2014(小室哲哉、ESTIVA、ORGAN DONORS、GRINDCIRCUS crew、ALEX KIDD、土屋アンナ、SEAN TYAS、DJ KAORI、LAB4、FPM、YOJI、CEDRIC GERVAIS、FERRY CORSTE、Black Stage DJ's)


EDM、トランス、ハードスタイルの国内外DJを集めての関西では珍しいダンスミュージック系の大型屋内フェス。ヘッドライナーには時の人・Steve Aokiを迎えております。


パンスプ、カミコベ、そして今回のMusic Circusと3ヶ月連続の市民広場駅。会場はワールド記念ホールは使わずに国際展示場の第一と第二。


舞音楽祭と同じ厳ついセキュリティの人たちのボディチェックでお出迎え。
客層も舞音楽祭のサイケブースみたいなオラオラな人が多いかな、と予想してたらサマソニにいるような普通の人も多い印象。


ゴールドチケットのみ入場できるメインのBlueステージは天井が低くてなんだか狭苦しい感じがしました。音もなんだか弱い?
私がほとんどの間いたのがBlackステージ。低音聴きまくりの爆音。ライティングも十分に派手。後方にドリンクは一式揃ってるし、トイレもすぐ近く。フードも往復5分くらいで調達可。座って聴いてられるスペースもある。一つカーテン横ではクラブミュージックに限定されないREDステージもある。と夢の様なステージでした。
肝心のアクトもYOJIがブッキングしたトランス/ハードスタイル中心のDJ達で良かった。


他はロビーでやってるBGM的扱いのWhiteステージがハウスやテクノをかけてて案外良かったり。音楽が溢れてる建物ってええなー。
フードが充実してるOrangeステージはあまり行きませんでした。


使用するのは一部フードブースを除いて室内のみ。通路が狭く道順や動線がよくない……と困った場面もありましたが、その他は大きな問題は無かったんじゃないでしょうか。*1


小室哲哉 (Blue Stage)

Get Wild」が聴こえたのでクローク行く前にチラ見。シンセを運び出しての音を撒き散らしてショウを終わらせようとしてるところでした。


クロークに荷物を預けて、身軽な身体でいざBlackステージへ!

ESTIVA(Black Stage)

クリアな美メロを響かせてて気持ちいいー。誘われるようにクラブサウンド空間に気分が没入していきました。


ORGAN DONORS(Black Stage)

ハードで極悪にアゲてく。ここらで私のテンションが最高潮に。ぶっ飛ばされたー。
YOJIの得意とする『Kernkraft 400』もドロップしちゃうって飛ばし具合。エグいっす!



GRINDCIRCUS crew (Purple Stage)

関西DJが集まる小さいPurpleステージでのアクト。
GRIND CIRCUSの5人(だっけ?)全員で。Kashiwagiさんのスクラッチかましまくりがカッコよかった。
ただBlackのあとに来るとどうしても音響の弱さが気になって、本来ならもっといけるんじゃないかなーとかも思ってしまいました。


ステージには普段のGRINDCIRCUSの客だけで集まってた印象。Purpleステージは位置的に人が入りにくいし、酒も手に入りにくいし、扱いがかわいそうなステージでしたね。他ステージが大物呼びまくってるから仕方がないか。


ALEX KIDD(Black Stage)

Blackに戻るとまたハードなDJがバキバキにアゲてる。
Prodigyもドロップしてどんどんテンションアガってく!

土屋アンナ(Red Stage)

ひと休憩ついでにこんな機会じゃないと見ることもないだろうしせっかくだから……と焼きそばを持ってRED STAGEへ。


MCの喋り方とかまんまあの感じなんですね。
ダンスミュージック仕様の広がる音響なので明らかにバンド・サウンドには合ってませんでしたが、パフォーマンス自体はなかなか良かった。DJだけじゃなくこういうのが間に挟まるといいですね。
「Brave Vibration」かっこええなー。



SEAN TYAS(Black Stage)

うはーってな気持ちよさのある高揚感を煽りまくりのトランス。アルコールも10缶目ぐらいに突入してだいぶ記憶がぶっ飛びはじめてましたががが…そんな状態にとても効く音楽でした。

DJ KAORI(Red Stage)

Blackも良かったんですがフラっとREDにも顔を出してみる。「Party Rock Anthem」かかってるー。


レイブホーン鳴らしまくり(ヒドイ時には一小節ずっと連打してたりしますw)、大技かけすぎと、正直下品とも言えるプレイスタイルですが、っこまでやってるだけあってぶっちゃけテンションはアガるわけです。
あと声に華があっていいんですよね。DJ MasterkeyParty All Nite...(how we roll)でなかなか味のあるボーカルを披露してましたし。一緒にフレーズ歌ったら様になる。


ここまでやられるとアッパレです。最後は今一番流行の「HAPPY」をかけてフィニッシュ。最後まで徹底してる。




Steve Aokiも見たいと思ったんですが、一つ前のアクトの時点で第一展示場に入れないので無理と判断。Steve Aoki難民が大量発生してました。このあと通路で将棋倒しになりかけたり危険だったみたいですね。

LAB4(Black Stage)

覆面を被っての凶悪ハードスタイル
ビキニの女性ダンサーが登場。手からレーザー光線出しててめっちゃアガった。

TANAKA TOMOYUKI aka FPM (Red Stage)

「あ、FPMも出てた」とREDに移動。
すると早い時間帯にREDステージでDJをしてたRIP SLYMEのSUとILLRIMEが飛び入り参加してきました。


そこでFPMがプレイするのが「楽園ベイベー」っていう!コレはヤバすぎっしょ!もちろん生ラップです。
そのあとBlueステージに出演してたVerbalまで登場してテンヤ騒ぎに。

YOJI(Black Stage)

Blackのメイン、かな?


2曲目にいきなり「Look @ Heaven」をぶちかましてくる攻めまくりなセット。幸せすぎて胸の奥からブワーッとナニカが溢れました。当時のトランスを知ッてるであろう年配の人らも笑顔で見ててイイ風景だったなぁ。
「Samurai」や「HardStyle Disco」ももちろんかける。アガるわ―。


この日のための新曲もドロップ。神々しい感動的なアンセム系でかなり良かった。素晴らしい!


舞音楽祭だとオラオラ系が多くて変な空気になるので今回のBlackステージで気持よく踊れたのは最高でした。
チケット高いとあそこら辺の人は全然来ないのね。


CEDRIC GERVAIS(Blue Stage)

せっかくゴールデンチケット買ったのにほとんどBlueステージ行ってないな。ってことで行ってみた。
楽しい〜。けどやっぱり天井の低さが気になる。
Steve Aoki終わった後だったので人口密度もだいぶマシになっていた模様。

FERRY CORSTEN(Black Stage)

SYSTEM F、またはGouryellaことFERRY CORSTEN


おそらく多くの人が持っているトランス……ではなくハードスタイル系のドカンドカンキックが鳴るタイプのDJプレイをしていました。
悪くはないんだけど体力が切れて……わざわざ彼がコレをやって面白いかっていうと微妙な気も。「Out of the blue」も飛び出したりしてテンション上がりましたがBlueステージでShowtek見に行くのもありだったかもなぁ。



Black Stage DJ's (Black Stage)

最後に今までBlack Stageに出演してたYOJI、Remo-Con、FERRY CORSTENの3人でDJ。
アゲるより昇天させていくトランス寄りのプレイ。終わりに向かっていくパーティーはただただ美しかったです。これはBlack Stageにいて良かったと思わせてくれた。


最後のピアノの入った曲は綺麗だったなぁ。聞いたことあるような気もするんだけど。



結局ほとんどBlack Stageにいた一日でした。でも他のステージもあったからあのフェス感があったんだと思う。


ずっと踊って、ずっと飲んでる、とにかく楽しいGW最後のイベントでした〜。

*1:BlueステージでSteve Aokiが出演していた時は人が殺到して危なかったとの話も聞きました