soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2015/01/18 黒木渚、Suck a Stew Dry、あいみょん @ 梅田AKASO

黒木渚の対バンツアー!

あいみょん

OAのあいみょんはギター弾き語り。「いま聴くべき女性SSW」って特集記事で青葉市子、平賀さち枝あたりと一緒に紹介されて気になってました。
ドキッとする過激な毒のある歌詞。なるほどめっちゃ個性があるわけではないけどなんか残る。


歌詞とLINEっぽいPVで話題になったシングル曲「貴方解剖純愛歌」がライヴでも印象的。”死ねー”のサビの歌詞の配置とラストサビのオチ(?)が良い感じに働いてるなぁ、と。

Suck a Stew Dry

5人組のロックバンド。
ハードすぎない演奏に儚いメロ&声。
ちょっと病んでる人が好きそうなイメージがある(笑


メロディセンスはけっこう良いと思います。ただロック成分的な意味でガツンと響くものがなかった。
この時はあんまりこなかったかなぁ。そのあとのRUSHBALL 2015でええな、と思うわけですが〜

僕らの自分戦争
世界に一人ぼっち
二時二分
七階
空想少女リリー
カタカナトーク
絶望と希望のシーソーゲーム
ヒーロー
モラトリアムスパイラル


黒木渚

めっちゃ良かったー!
バンドの演奏はラウドやし黒木渚本人の歌と佇まいが凜としてる。見てて気持ちいい凛々しさです。二回目、しかも同じ会場でもこんだけ楽しませてくれるとは……ホンモノだ!


バックバンドはいままでいなかったキーボード・パートが追加されてました。鍵盤/シンセが印象的な曲も多いしやっぱいた方がいいな〜。
欠けていたピースがカシっとはまって……ソロになった黒木渚の完成形がようやく姿を表した気がします。
ベースが佐藤研二さんじゃなかったのは残念。バックバンドは結構流動的ですね。
でも毎度間違いないメンバーを揃えてくるんで次どうくるか楽しみにもなってきました。


「革命」で堂々とした始まり、大好きな「クマリ」が2曲目にきたのでテンションあがりました。
「金魚姫」みたいなハンドマイクの曲もいい感じになってきてる。踊るように(≠振り付け)歌う渚さんは優雅。


「虎視眈々と淡々と」は曲から溢れ出る力強さがライブでも映える。
「あたしの心臓あげる」サウンド的には黒木渚さんの中でも異質になってきた。イントロからグワッときます。変わらず名曲。


終わったあとにすぐ物販に移動したりとファン想い。
でもアイドルとは違い表現者/創造者としてのアーティストの部分を忘れてない。そんなの含めカリスマ性あります。

ステージ上で楽しくて仕方がないっぽい時の動き&表情がどことなく月亭邦正っぽいなと思いました;

革命
クマリ
金魚姫
マトリョーシカ
大本命
ようこそ世界へ
はさみ

虎視眈々と淡々と

アンコール:あたしの心臓あげる