soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

Littlelovers -Battle Rondo Remixes- / phantomscape


世にも珍しい武装神姫バトルロンド・リミックス。ブログ(09/01/07)にライナーノーツ有り。
原作はウチのPCじゃあまったく動かないので未プレイ=原曲未視聴です。


アンビエント/アブストラクトなリミックス。話では原曲の面影はほとんど残っていないとか。
暖かく優しいシンセが少しづつ重なっていくアンビエント空間。
ビートのある曲もありますが、限りなく柔らかいビートでほとんど前には出てこない。あくまでもメインはシンセによる空間作り。
アンビエントの肝となるシンセの音作りは多少音圧が足りない気がするものの、スーと体内に入ってくるよく出来た音色。「音」を聴いてるだけで癒されます
音作りは素晴らしいものの、アンビエントとしてはどうもあと一歩音世界に入り込めない感じでした。この手のサウンドは、光(シンセ)に包まれて→体が粒子となって消えゆき→無になって音と一体化するような感覚が気持ち良いもんですが、今作では体が粒子になりかけあたりで止まっている気がする。
感覚的なもんなんで明確に原因はわかりませんが、シンセとその他SEとの距離間があやふやなのが原因なのかなぁとか思いました。
そろそろ自分でも何言ってるのかわかりません。えぇ。


①「I will follow you (Opening 1)」のメジャーコードのアンビエント。少しづつ音が広がっていくのに泥酔。が、もう一段階音圧を強くまでいって欲しかったかも。
②「Into the Shining World (Opening 2)」。明確なビートのあるプログレトランス。後半からのベル(?)フレーズが素晴らしい。
④「Il.le.gal (Illegal Battle BGM)」のアンビエントなブレイクス。ギターが良い味出してる。今作の一番お気に入りはコレです。


癒しアンビエント
良い線行ってるけど、もう一次元超えて欲しかったってのが正直な感想。
まぁ、xarvaさんは昔から大ファンなので、今作に対する期待がデカすぎたってのもあるかも。
決して悪いCDでは無いのでこの手のサウンドが好きならチェックしておいてもいいかも。