soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2016/05/18 Camel @ なんばHatch

プログレの大御所。


よかったー!
4人の人間味が溢れた演奏でプログレというよりドラマチックなハードロックという感じでした。
ステージ演出も質素。壮大すぎず奇抜すぎず、でも確実に良い音楽が鳴ってました。


アンドリューのギターはテクニックで感激させるタイプでなく歌うようなメロディでグッとくるタイプ。ホントギターが歌いまくってた。


亡きメンバーに捧げた本編ラスト「Long Goodbye」のギターソロはヤバかった!泣きそうな表情でエモいソロ弾いてて……スティーヴ・ヴァイに通じるとこあったなぁ。


細かくてタイトなドラムは”ドラムンベースっぽい?”なんて思う部分も。パシンっ!っと叩くシンバルが気持ちよかった~。
いわゆるプログレ的な複雑/正確なドラムとは違いました。


セトリは予告どおりに『MOON MADNESS』を中心に初期の曲が多め。
アルバム通りに「Air Born」と「Luna Sea」を続けてプレイしたのがたまらんかった~


圧倒的な音圧/存在感とか超絶技巧とかではなく、むしろ素朴でとても素直な良ロックを聴かせてくれた。
アットホームな雰囲気は良い意味でなんばhatchが狭く感じたりも。


演奏は良かったけど隣の人がハズレで;
歌ってるの聴こえてくるし、バラードでも始終クネクネしてるし、揺れてる振動が自分の椅子にまで伝わってくるし……Camelはゆったりと聴きたかったなぁ;


最低でも自分の視界の範囲にはそんなノリの人はいなかった。この席運の無さはどうにかならないものか〜。