soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2017/06/02 Jimmy Eat World @ 梅田クアトロ

f:id:soundwing:20170602183044j:plain




青春のJimmy Eat World!2011の来日キャンセルから6年……やっと見れる!
客層は意外と年配の女性が多い。


Jimmy Eat World、めちゃくちゃよかったです!
そこそこな歳だろうにめっちゃ爽やかや〜。
新譜比率はそんな高くなく、昔のアルバムからもいっぱいやってくれました。特に『Bleed American』から多めで世代直撃の自分にはたまらんかったです。


ギターボーカルのジムがホント素晴らしかった。
優しくもエモい歌声はもとより、ギターもソロを弾きまくりでエモ・ギター・ヒーローっぷりがハンパなかった!
JEWのほうがGet up Kidsより歌/メロウ中心ってイメージがありました。でもライブみるとむしろ逆かも。JEWは演奏でガツン!とくる。


バンドはもうすぐ25周年だけど若さがすごい。爽やかさ続行中。
歌にギターにとにかくジムが目立ったけどドラムの冷静さ、ノリの良い曲でも確実に叩いてる感じも好きでした。


セトリはベスト的。
のっけの「Bleed American」 →「Get It Faster」で”ひゃー!”っとテンションあがりました。
「If you don't don't」「A Praise Chorus」「The Authority Song」……「Hear You me」までやってくれた~。聴けるとは思わなかった『Bleed American』の曲たち。ほんと温かい曲ばかりだ。


新譜からもいっぱい。ジムがひとりで演奏「Intergrity Blues」が一番よかったなぁ。ルーパー使ってほぼドローン。こういう玄人好みなコトもできるのね。
アルバムでは異常にハードな「Pass the Baby」も好きなんだけど今回やらなかったのは残念。 


終盤に『Futures』からの曲が集中。
「Futures」のヘヴィなリフはたまらない。「Work」の切なさ。「Pain」のアホみたいな盛り上がりが本編ラストでした。 


他アルバムからも満遍なくで「BIG CASINO」もしっかり聴けた。
初期の「Lucky Denver Mint」やパンキッシュな曲では一番好きな「Blister」とかも。”What you gonna do for me~♪”のエモ合唱はたまらんですな。


アンコールは最新曲の「Sure and Certain」から「Sweetness」→「The Middle」っていう最高中の最高な流れ。「Sweetness」はライブだと意外とノリにくいな;ウォーウォー言いながら身体を動かせない(笑)


パンク/ギターポップのライトな側面よりギターのアンサンブルなどエモやサイケなどコアな方面の魅力が思ってたよりあったなぁ。


今回はクアトロで久しぶりに1階で見たけど、やっぱ前の方の盛り上がりと迫力はええっすなー。
お客さんの待ち焦がれてた感もええ空気でした。