blastというエンターテイメント・バンドのショウを観てきました。
blastを知らない人に説明すると、彼らは総勢60名による ブラス、パーカッション、ヴィジュアルが入り交ざったエンターテイメント・バンドです。 簡単に言うと踊るブラスバンド。 DCIという賞も取っていて、一部の人間には有名なバンドです。 会場に行ってみると意外に若い人より、家族連れやご老体が多くてびっくり。 若い人はブラスバンドとかに興味ないのかなぁ。 やっぱり、TVに出ているようなバンドしか聴かないのか。 とか思いながら席に座るとスピーカーからはstreet carnivalの あのフレーズ(off-beatさんのtechno-carnivalのアレ)が延々と流れてて 既にテンションが上がり気味。 席は前の方なんだけど、右よりでちょっと見にくい場所。 ドラムセットが見えませんでしたorz。 一応ドラムをやっているので、ドラムセットが見れなかったのは痛かった・・・。- アナウンスが流れるとショウがスタート、団員内の唯一の日本人、石川直さんの スネアからスタートするボレロで幕開け。ブラス隊が踊りながら少しづつ入ってきて 徐々にテンションが上がりだす。そこにシンバルがジャンプしながら登場! そこからはただひたすら音が重なり、もう圧倒! スネアの石川さんもむっちゃ腕を振り上げながらも正確なドラミング。 この人は後にもかなり目立つパートをやるんだけどめちゃくちゃうまい。 その後も声ネタを繰り返しながしながらサイケデリックなマリンバのフレーズが 重なっていくテクノ風味な曲や幻想的な雰囲気を醸しだすトランペットメインの曲など 懐の深さを見せつける。 そして、ショウの一番の見せ場ともいえる2人のパーカッショニストのバトル。 人間外とすら思える絶技を繰り出し合っていて、気づくとアホ見たいに口を 開けて見てました。2人のバトルが終わると10名のパーカッションによる ドラムオンリーの曲。ここはマジでやばかった。全員が互いのドラムを叩いたり 上から10個分のセットが落ちてきて、全員で叩いたりともう絶技の嵐! ラストはブラスも加わりテンション最高潮で前半終わり。 で、後半なんですが前半だけでながくなったのでメモ書きで ・後半の一曲目は有名フレーズを使ったコミカルな曲。 走りながらマリンバ、踊りまくりながら吹くブラスなどものすごい事を 当たり前のようにこなしていく。 ・その次は打ち込みを使ったテクノなナンバー。ビジュアル隊が綺麗。 ・民族風味な曲。初めて生でディジリドゥーを吹いてるところを見る。 あの楽器ってものすごい肺活量がいるって聞いた事があるけど踊りながら吹いてたなぁ。 ・ラストは情熱的なスペインな雰囲気。メインダンサーの女の人に虜になる。 抱きついたり、キスしたり・・・ハァハァ。 ・アンコールには待ちに待った、street carnival!生で聴くとものすごい盛り上がる! 凄かったとしか感想が出てこないです。 ライブとも劇とも違うblastのみにできるショウ。 ちょっとでも興味が沸いた人は是非、観に行く事をオススメします。 絶対後悔はしないですよ。見に行かないと人生の5%ぐらい損するでしょう。(微妙だ http://www.bunkamura.co.jp/orchard/event/blast/ishikawa_movie.html ↑blastメンバー石川さんのドラムのムービー。このような絶技が常に繰り広げられます。 で、とりあえずこれを打ってて思った事はもっと文章を短くまとめましょう。