soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

C68・その18 YONDERDOME & マッドブレイクス/SHARPNEL SOUND

「SHARPNEL SOUND」/YONDERDOME
同人音楽界の暴れ馬、シャープネルさんの廃盤になったCDの収録曲を使ったMIXCDです。アニメガバイトからシャープネルさんを聴き始めたので過去曲が聴けて嬉しい。MIXだからかバスドラの4分打ちが普段より多少目立つけど、ほぼいつも通りのシャープネル節なんでいままでのが好きなひとは気に入るでしょう。
⑬のWELCOMEあたりから⑲までの流れは最高。33の「脱げー!」も良い。
不満点は最後のトラックの終わり方(台詞じゃなくて曲ね)が微妙なのと、ヘッドホンから変な音が漏れてないかたまに不安になること(笑
もうBPM速くしてガバキック入れただけなんて決して言えない激しくてポップでキャッチーなシャープネルさんオリジナルの音が出来上がってます。激しくてポップってのはオレが一番好きなスタイル。

シャープネルサウンドの入門盤にもなるし、もちろんファンの人にもオススメ出来るCDです。ひたすらハイテンションで短いのを繋いでるのでROTTERDAM IS HARD×3シリーズっぽい・・・とかいうとこの手のモノに浅いのがモロバレですな。

「SHARPNEL SOUND」/マッドブレイクス
こっちはシャープネルさんの完全新作。ほとんど毎回やってることは変わらないのに飽きないのはなんでだろう。前作が個人的に大傑作だったので、見劣りするんじゃないかなと思ってたら全然そんな事無かった。特にエミネムのラップetc.をサンプリングした萌えネタ0のハイスピードトラック④とリンプのNookieとアニメ版ネギまの話題になったあの回のセリフをサンプリングしたトランスコアの⑨の出来はヤバイ。⑨のブレイク部分なんか毎回聴いても鳥肌が立つ。この曲のためにCD買ってもいいぐらい。他にも声ネタの使い方が神懸ってる②、お得意の重めなトラックを前半に持ってきて後半に歌物で泣かせにくる⑧と⑭、なぜか2つもはいってるスト2ネタの⑩と⑫、捨て曲無しの傑作アルバムです。オレの中でC69ベストCDの一つ。

毎回、コミケにいってシャープネルさんの新作を買うのが楽しみになってる。
今年は・・・落選かよOTL