soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

C69・その5 叙景的小組曲「雪と桜のシンフォニエッタ」/PopKorn & 紅蓮白夜/Sound Iemitsu

昨日の記事の「ダウンローダー」が「ダウンローダ」までしかキーワードになってないのは遠まわしな羞恥プレイですね。

叙景的小組曲「雪と桜のシンフォニエッタ/「PopKorn」

東方オーケストラアレンジというコンセプトの元に作られたこのCD。製作者の意図通りに出来ているのではないでしょうか?


曲は原曲を大きく変えずにオーケストラ風にアレンジされています。スネアの使い方がマーチっぽいのでどれも勇ましく聴こえます。オーケストラということで低音が普通の曲と違うので新鮮。
ジャケットは外見、中身ともにクラシックのCD風でキャラ絵でなく風景画と一緒に曲について細かくコメントされています。それを見ながら聴いていると、頭の中にどんどんイメージが沸いてくる。
曲が原作のステージ順になっていてCDを聴き終えると一つのストーリーを終えた気分になれます。


ジャケット、曲をすべて合わせて一つの作品になっています。手を抜かずにこだわって作ったというのが伝わってくる良いCDです。あと東方への愛も。
飽和状態の東方アレンジの中でも特徴があるCDなんで東方アレンジに飽きたっていう人は聴いてみては?

紅蓮白夜/「Sound Iemitsu」

オリジナルのトランス集。6分超えの曲が結構ありますが派手目なシンセが多いので聴き易い。ピアノの使い方が巧い曲が多いです。


トランスコアみたいにトランス派生ではなく純粋なトランスで勝負している感じ。
どの曲も高揚感があって捨て曲無し。明るいエピックも禍々しいゴアもあります。
お気に入りは⑤lunatic burster。ブレイク後のアコギが入ってきてからの展開がかなりヤバイ!聴いてて逝きそうになったってのではC69でゲットしたCDの中で一番かも。
明るいピアノが印象的な①やウネウネ音が気持ち良い⑦もお気に入り。


うるさいぐらいの音圧は迫力があってナイス。
水色と赤を基準にしたジャケットも作品の清々しさに合ってます。特に表のキャラがイイ。
派手なのが好きな人、BMS系トランスがOKな人はオススメです。
次回作は葉鍵系アレンジだとか!期待できそう。