soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

C69・その10 Tir-na-n-og/「5/4TAKEPOD」

Alice Prizmを出し続けていた5/4TAKEPODさんのオリジナルCD。この人のオリジナル曲ってはじめて聴くな。といってもアリスの曲(特にAlice Prizm収録曲)はほとんど原曲知らないんでいつもと受ける印象は変わらないかも。毎度おなじみのTAKEPOD流プログレで突き進んでます。

7トラックに分かれた20分の長曲①〜⑦からスタート。一番オルガンが暴走してる⑥がお気に入り。粗探し的に言えば長い曲の中で曲調は変わるけど音質が同じようなのが多いので少し単調か?
⑧はギターリフ代わりにツクツクボーシの鳴き声を使った奇曲。これがストレートなロックでカッコイイ。CDで一番気に入ってます。
⑨は南国な曲。前の曲といい思いっきり夏だよな…。
⑩は悲劇的なクラシカルピアノ曲。演奏がすげぇ。
⑪はまたまた夏っぽい爽やかな曲。自己主張しまくりの「もはやベースの役割を果たしてない」というシンセベースが気持ちいい。この曲のエレピソロ好きだ。
⑫むさ苦しい男(修行僧?)の声+パーカスのサイケな曲。あまりよろしくない方向にトリップできます。ある意味トランス。
J-フュージョンな⑬で締め。まぁ次にいつものアレが入ってますが。

過去作が好き、プログレが好きなら気に入るでしょう。TAKEPODさんのCDを体験した事がない人も今回のは比較的入りやすいんじゃないかな。
ジャケットにコメントがいっぱいで読んでて面白い。キャラ紹介読みながらひとりにやけてました。無駄(?)に萌える。