soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

コトノハデカダンス - コトノハエントランス / スロウスターター

以前紹介したコトノハデカダンス体験版のニューバージョン。
総プレイ時間は2時間ほど。追加分は1時間半くらい。


ある程度の長さが収録された事で荒も目立ってきました。
まず文章があまり上手くありません。綺麗な日本語じゃないと嫌な人は気になるかも。
読んでて楽しければOKと考えている自分でも幾度か「アレ?」と思うような表現がありました。シリアスなシーンでマイナスに働かないか心配。
システム面ではバックによって文字が多少見えにくい場合があるのと、文字速度が変えられない(前もそうだったっけ?)のが気になりました。


今回は新キャラ登場を兼ねた日常的なシーンが主。
ラストのシリアスなシーンは前回で見られた絶妙な緊迫感が張り詰めて良い感じ。
ただ前回で主人公が普通じゃない境遇に立たされながらも、結構長いこと日常シーンが続くのが気になった面も。同じテンションでギャグが続くとちょっとダレてくるかな。ラストにしてやっと本筋が進みだした印象でした。


サブタイトルがエントランスという事でやっと物語の入り口まで来たというとこでしょうか。
まだ面白いかは判断しかねる所です。物語が本腰入れて動き出すであろう次のバージョンが勝負か。
絵やキャラ作りは好みですし、シリアスシーンであれだけの雰囲気を作れる事からポテンシャルはあるはず。