soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

VAGUE IN WINTER / CODE ZTS LABEL

オリジナル、アレンジ混合の4分打ちシリーズ「VAGUE」の最新作。今回のテーマは冬。
アレンジ元はひぐらしKanon、雫。


冬がテーマのくせにセミの鳴き声で始まるこのCD、基本的にはいつものVAGUEシリーズと変わり無し。クリアな音による4分打ち集です。


聴き所はztsさんによる①と⑦。
①の「YOU」(ひぐらし)は「VAGUE2」の夏影や「VAGUE extend」の同級生アレンジと並ぶ名アレンジです。
原曲のメロディを最大限に生かしたエピックトランス風アレンジ。HPのライナーノーツにアンセムをイメージしたと書かれていましたが正にそんな感じ。
エレピソロを入れたりと一曲の中で色々とやってます。8分あたりからの盛り上げ方はもはや反則。涙腺が…。
これ一曲で500円分の価値はある。C71のベストトラックの一つ。
⑦はKanonの「朝影」のトランスアレンジ。浮遊感がハンパ無い。
シンバルの入れ方がカッコイイです。


ztsさんの2曲が輝きすぎて他の曲は印象が薄い。悪いわけではないけど普通すぎて面白みが無かったです。
安定した良さ。
とりあえずztsさん好き、「YOU」が好きな人は聴くべき。