call sacrifice heart / 呼び声のするトコロ
ノベルゲーム。総プレイ時間は4〜5時間ぐらい。
引き続きでている登場キャラなど前作とちょっとした繋がりがあり。
ゲーム開始から最初の選択肢までの間にエラーで固まることがよくありました。最初の選択肢時点でセーブするのを推薦。
絵柄は前作にくらべて丸くなった気がする。個人的には前の絵柄の方が好みなんですが、体のバランスはうまくなってる（たぶん
BGMは素材を使用。盛り上がるところでの選曲はなかなか良い。
選択肢を選んでいくマルチエンド形式なんですが、どこに行けば何が起こるかがまったくわからず、各ルートにいくための選択肢がどれかわかりにくかったです。このような選択肢のうえ、全体の2/3は共通ルートになるのでHPにあるチャートを見ながらの作業的なプレイになってしまいました。
先天性の病気で心臓移植をするしか命が助かる方法はない妹とその姉の話。
テーマ上、重い結末が多いです。タイトルからしてアレですしね。
前作の幽霊少女のような非現実的は設定はないので意外性はありません。病院ものとしては王道展開。
台詞でキャラの感情がイマイチ表現できていない気がしました。それゆえ物語が小さく終わってしまった印象です。主人公の地の文での口調がコロコロ変わるのも気になった。
必要以上に登場キャラが多いのも気がしたので、もう少しキャラ数を絞って各キャラを濃く描いたほうが物語りが生き生きしていたかも。
大筋としては良い話があるのですが、なんか盛り上がりに欠けたなぁ。
良い材料はあるのに焼き加減がイマイチだったという印象です。
LIFEENDなんかは調理の仕方によっては大化けした気がします。
↓ネタバレ
