soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2010年春季のアニメを振り返って

春季に見たアニメは3つと少ないんですが、金・土に見たかったのが集中してくれたで夜更かし出来ない社会人としては嬉しい限り。

真・恋姫†無双〜乙女大乱〜

ここまでストレートな萌え系コメディは最近無かったのでむちゃくちゃ楽しめた!
笑いあり、萌えあり、燃えありで王道の面白さ。やっぱこのアニメ好きだ〜。


毎回ミニキャラシーンがかわいくてかわいくて。
ドジっ子キャラが不幸な目にあったり、頑張ったりする話が多かったのも私好みで嬉しかった。
で各週の最後はきっちり盛り上げる王道展開なのもグッド!


EDは今季で一番好き!
次々と歌い手が変わるワイワイガヤガヤワ感も楽しいし、サビのメロが何気にすごく良い。
気分が盛り上がるわー。

AngelBeat

賛否両論ですが自分はなんだかんだで楽しめた!
テンションの高いドタバタ感と最後の麻枝さんらしい胸を締め付ける展開。次が早く見たいと思わせるアニメでした。
オーラというかパワーというかやっぱりそういうもの他とは違った気がします。


個人的にはイイ意味でアホらしかった前半が好き。
後半は演出やシナリオが構想に遅れをとってて、ちょっと盛り上がりに欠けたかなぁと思う。
でも最後のスタッフロールの演出には震えた!


↓ネタバレ


麻枝准さんが音楽好きなのは有名ですが、確か学生時代はDTMをやっててバンド活動はしていなかったとかどこかのインタビューで読んだことがあります。
そして、今作で消えていくところが描かれるのはバンドの連中ばかり。最後に一気にエクストラが消える時も代表としてバンドメンバーが出てきた。
理想的な学園生活が出来る場所として世界を描いた今作でバンドメンバーばかり消えるのは、麻枝さんがバンドを出来なかったのを悔やんだからでは無いかなぁと深読みします。
この人のシナリオは自分の感情や考えが色濃く反映されるけど、アニメになってもそのスタイルを貫いたのではないでしょうか。
そう思うと関西のAngelBeat→けいおんの流れはこれほどになり皮肉でありますな。

けいおん!!

あいかわらずのユルユル感で和む〜。
と同時に過ぎ去った学生時代を思い出してちょっぴりノスタルジー。社会人なりたての時に見た一期とはまた違った印象でした。
唯たちが3年で卒業を控えてることから、意図的にノスタルジーを演出してるとこもありましたね。
でもただ切なくなるだけじゃなくてあの楽しさをまた戻すためにと色々実行動に出たりと生活において良い影響を受けました。


関西ではAngelBeatのあとだったので、毎週、AngelBeatのラストで圧迫感を感じるぐらいドキドキして、そのあとのけいおんの日常で一息付く。この流れがすごい気持ち良かったです。


最初は微妙だと思ったOPもだいぶ気に行ってきた。EDはあいかわらずあんまり。


で、1クール目の最終回と言ってよい夏フェス回。
この回は自分が初めてフジロックに行ったとき、いや良く前のワクワク感を思い起こさせる内容でむちゃくちゃ良かったです!!


特に澪が最初のライブで不安な気持ちから弾ける瞬間。あの瞬間は最近見失いがちになってる音楽/ライブで楽しみ、衝撃を受けることをリフレインさせて自分のなかでも何かが弾けたような気がします。


言いたいことはたまごまごごはんさんがほとんど言ってくれてる。この記事は素晴らしいです。未読の方はぜひ覗いてみてください。


音楽は素晴らしい、音楽を信じていきたい、音楽で自分は変えられた、だからこれからも音楽で自分を変えていきたい。
初心をもう一度再認識させられるような感覚で、あの回以降、音楽への姿勢が変わった気がします。
中学、高校の頃ハマった音楽聴きまくって、新しく出てきてるアーティストを興奮しながら聴いてる。
すごい充実してます。


私が盲目的と言っていいほど好きな一期の最終回と同じくらいに好きな回となりました。夏フェス回最高!!