soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

■2011冬−アニメの感想

恒例のアニメ感想〜。全部で14。いやはや改めていっぱい見たな。

1クール系

テルマエ・ロマエ

この人たちの作風はユルアニで慣れたので問題なく入れました。
面白い!テンポ良くて見やすかった。
ノリにノッてる原作をペラッペラに料理…とかなり冒険してる。個人的にアリです。


あとEDのチャットモンチーのかっこよさに震える。
余談ですが同時発売シングルもええなぁ。まさかのホワイトストライプ体制になってこの出来は……驚きです。

ブラック★ロックシューター

僕には理解できない世界でした
例えば一要素だけがピンドラに入ってるとかなら良いと思うかもしれないんだろうけど……僕には理解できない世界でした

キルミーベイビー

ソーニャメインかと思いきややすなメイン。
ほにゃほにゃ感が唯を思わせてたまらんです。毎週癒されてた。
アンニュイ空気だけじゃなくギャグも普通におもしろかたt。
なんも考えずにぽえ〜っと見れるアニメが最近いいなぁ。


毎回最後に流れるBGMが"日常の幸せ"を感じさせてくれて素晴らしかった。日常ギャグなのに毎回にっこり泣きしそうになる。名曲です。OP/EDも秀逸。

日常

再放送ですね。本放送が見れなかったから今回が初見。


なるほどハマる人が続出するのもわかる。勢いだけで攻め通す奇妙な快感。”エキセントリック”をアニメという媒体で最大限に増幅させてる。映像での見せ方が上手いのが大きいだろうなぁ。さすが京アニ
これもキルミーと似たようにED曲でほっこりくる。しがみついてる坂本さんが好き。


なんといってもはかせかわいい、ゆのかわいい、はかせかわいい、坂本さんかわいい、はかせかわいい、はかせかわいい、はかせかわいい、東雲家最高じゃー。洗濯物を入れる回は神でした。

男子高校生の日常

ギャグのレベルがかなり高くてクスっときちゃうシーンの連発。気後れゼロで毎週見るのが楽しみでした。思いつき時点では寒くなりそうなエピソードも映像でうまく見せてくれた気がします。大満足。


同じ日常ギャグのキルミーに比べて、最後にほっこりすることもなくひたすらギャグ連発。最終回のスタッフロール裏で流れていた過去映像がギャグシーンしかないww
あ、でも仮面のやつはちょっとイイ話だったな

ミルキー・ホームズ

今期がこのシリーズ初。
名前は聞いたことあったけど……こんなぶっ飛んだ内容だったのね。


ぶっちゃけ最初は引いたけど、気付いたらこのリミッター2、3個外したノリが好きになってく。暴走しまくりだけど妙な説得力はすげーな。そこは後半になるにつれ強まっていくし。
わたわたぷにぷにしたシャロはかわいい。

妖狐×僕SS

主軸が乙女系っぽくて飛ばし見感覚で視聴してました。キャラ自体はすごい魅力的。
美少女ヒロイン・凜々蝶に一反木綿&雪女コンビ。そして食いしん坊不思議キャラ・カルタの破壊力はなかなかのもんでした。


今作で一番熱かったのは毎回変わるED。「名曲キターーー!!!」と叫びたくなるレベルのがいくつか。
カルタ反ノ塚×雪小路はヤバかった……。特に前者はここ数年の音楽視聴体験の中でもトップレベルの衝撃が身体を走りました。


最終回手前がめちゃくちゃ良い終わり方(EDの入れ方含む)だったのに最終回が蛇足っぽくなったのが残念。
総合的に中の中くらい?

パパの言うことを聞きなさい!

ラノベノリの萌え系苦手なんだよなー、と一話目の時点で切ろうか考えるもまさかの両親の結末に「お?」と引きとめられた。以降飛ばし気味に見ながら「ひながかわいいときもウザイときもあるなぁ」とか思いながらところどころに惹きつけられるところありで見続けてました。


そして最終回。Aパートはいつもより少し良いかな、程度だったけど
Bパートがまったく無駄なしの超良展開。めちゃくちゃ綺麗なプロットに胸が熱くなりまくりでした。締めの締めまで素晴らしかった。神回というのを体験させていただきました。個人的最高級の最終回だった神のみ2期に近いところまで迫りました。
切らなくて良かった!


輪廻のラグランジェ

キャラ、空気感、あと色使いはめちゃくちゃ良いのに脚本が致命的に弱い、が自分の感想。行動/言動に深みがないというか……。
「マル」とか「ワン」もわざとらしさが目立って自分には馴染まなかった。あ、ムギナミは性格も口癖も拒否反応が。


ラムサスのOPは最高でした。クラムボンの前例があるので「アニソン外の有名アーティストが作っても無難なのしか……」ってことはまったくなくさすがの仕事。一転二転しながら一気に聴かせるサビがスゴイ。
あとEDも好き。歩いてるみんなの表情が大好き。”曲”だけじゃなく”アニメのOP/ED”と捉えるとEDの方が好きかも。歩いてるだけなのに胸がいっぱいになる不思議。


まぁ、そういう他のアニメでは気にならないようなところまで魅力的だったから余計にプロットが残念なのが惜しい。
ロゴを見た時点で感じる気持ちよさとずっと抜け切らないわだかまりが残った複雑なアニメ。
まぁ、見て良かったな。全然嫌いじゃない。最終回の二人のシーンはなんだかんだで印象に残ってる。

2クール目以降

ギルティクラウン

ヘタレな主人公。腹立たしいキャラばかり、重い展開。1クール目以上に見るのに気合いが必要でした。
途中「ここまで嫌らしい奴らがどう成敗されるのか?」と楽しみになってきた時期もあったんですが……締めは2クールやった結末にしては適当に終わらせた感があってなんだかなぁ。


”気分の悪さが最後にカルタシスに変わる大逆転”を期待してたんですがその肝心の最後が個人的に大ゴケ。
放映当初にあった”押し付け感のないちょいエロ”も後半はほとんど意識することができず……う〜ん。

ペルソナ4

ほとんどがコメディ回という1クール目からは想像ができない展開。
ぶっちゃけこっち路線のほうが面白かったです。コメディかと思ったらイイ話で終わった夏祭りとか良かったなぁ。
一話の構成とかちょっと変なところで遊んでたアニメだった気もします。
↓の記事とかハッとさせられました。
無個性プレイヤーキャラが個性派主人公へ。逆転の個性付けが面白いアニメ「P4」 - りきおの雑記・ブログ


コメディ路線の反動かクライマックスは一気に重い話へ。ラスボスはこれほど憎たらしい”悪役”を描いた&声優が演じたのは見事。燃えました。


どこか冷めたクールな雰囲気があった本作。終わり方もあっさりしててらしいな、と。
ラストバトルであれだけ盛り上がらせといて締めへの持っていき方はどこか淡白。でも嫌じゃなかった。この作品はこれでいいのかも。


余談ですが、悪者だけど実はいいところもあるから主人公救う、みたいなのはあまり好きじゃない。悪はばちこーんと滅ぼせばいいじゃない。

べるぜバブ

アニメオリジナル回がメイン。


ひと昔……いやふた昔前のノリで寒いのも多かったけど、ここまでの放送でしっかり育ててきたキャラは元気に動いてた。
正直原作以上にキャラは愛着が湧きました。ジャンプ系では珍しい。


約一年間。今期のオリジナル回はトホホだったけど良いアニメだったなぁ。楽しませてもらいました。原作進んだらまたやってほしい。

獣の奏者 エリン

幼少期…ジョウンが登場していた頃がピークではある。今期は世界の汚い面が強く前に出ているのが気になるところもありました。

でも、一年間にわたる長い長い放送の最終回。<<実はべるぜバブのほうが放映期間は長いけど内容が濃いからエリンのほうが長かった印象があります>>
これがエリンという少女を丁寧に書ききった結果か。


2010年、TVをつけたらたまたまやってた総集編で母親との別れのシーンを見てとてつもない衝撃を受けたのを今でも覚えてます。
そのあと再放送の話を知り嬉々として視聴。深夜アニメとは違うNHK教育の本気のアニメは新鮮な作風に楽しませてもらいました。


たまたま見かけた少女の悲劇。それから二年。彼女が飛び立つのを見ていると身体の芯からこみ上げるモノがありました。最終回でOP曲……というよりテーマ曲ともいえる『雫』がかかった時、「良いアニメだったなぁ」と心から思いました。


来期も続く

アクエリオンEVOL

アクエリオン、というと「一億年と二千年前…」と合体しか知らなかったけど……おもしろいじゃん!
ジェシカ大好き〜。(1クール目範囲内では;)


一部の展開がなーんとなくラグランジェと被ったけどこっちのほうがシナリオは読ませるよな。世界観はあっちに軍配?
真面目に馬鹿を突き通しててお笑いと熱さがうまく融合してる。
2クール目もこのバランスが大きく崩れることなく楽しませてくれたらいいなぁ。



珍しくテルマエ・ロマエキルミーベイベー、日常、男子高校生の日常、ミルキーホームズ…と気軽に見れるアニメが大量。どれも良作でした。
逆にギルクラ、BRSの重いエピソードは見るのが疲れた。ペルソナ4はうまく方向展開してそこから脱したとも言える?
パパ聞きを代表に最終回(もしくは付近)が良かったのも今期の特徴か。


けいおん、あの花みたいなガツンとくる作品は無かったけど”見るのが楽しみ”ってのが多かったです。
個人的なベストはキルミーベイベー男子高校生の日常あたりでしょうか。


2012年春は少しづつ見始めてますが、今のところ宇宙兄弟がぶっちぎりかなぁ。