さようなら、ZEPP大阪
2012年4月8日、本日をもって11年の歴史を閉じるZEPP大阪。*1
心斎橋クアトロ、梅田シャングリラ、なんばHatchとかに比べるとぶっちゃけ思い入れの薄いライブハウスだったりします。
見たいアーティストが出ることがあんまりなかった、印象に残る名演も上のライブハウスに比べると少なかった。
ただ外の階段で待ってる時のワクワク感は大好きでした。「ライブがはじまるぞ〜」ってワクワク。
大阪の端にあるコスモスクエアという立地、クアトロ(LOFT)やHatch(リバープレイス)など施設の一部ではなく”ZEPP大阪”という一つの建物に集まる人々……といった要素がハレの趣むきが”非日常感を”強く刺激してくれました。これはZEPP大阪にしかなかった感覚。
なんで移転先が都市ど真ん中のなんばってのは残念。
アクセスは悪かったかもしれないけど、アクセスが悪いからこそのハレの場所って重要だと思うんですよね。でもそういう場所どんどん無くなっていくなぁ……。
南港時代のサマソニでもお世話になりました。初参戦03で炎天下の中zebraheadを見に行った思い出、04のJunior Seniorで踊りまくった思い出。
大阪のライブシーンの重要地であったのは間違いない。
そして去年のアンダーワールドは忘れられないライブのひとつ。
会場が『Born slippy』のビートに包まれた瞬間はいまだに脳裏に焼き付いてます。大きいZEPPだからこその興奮だった気がする。
自分にとってZEPPはアンダーワールド、ブンブンとかダンス色の強いアクトの印象が強いんですよね。それゆえ自分のZEPP大阪ラストライブがDAVID GUETTAのクレイジーなダンスパーティ・アクトだったのは不思議な運命を感じます。
ZEPP大阪、楽しい時間をありがとう!おつかれさまー。
*1:ちなみにラストのライブ公演はまさかの中島 愛