soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2015/05/24 eastern youth @ 梅田クアトロ


23年在籍したベース・二宮さんが参加するラストツアー。
ソールドアウトなのでクアトロに人いっぱい。


最後の最後までマコトに男な3人でありました!




吉野さんのMCはほぼゼロで曲、曲、曲!3人のどっしりした佇まいがカッコ良すぎた……。
リリースツアーなんで新譜中心、でありながら旧作の代表曲もたんまりと。「沸点36℃」「青すぎる空」「雨曝しなら濡れるがいいさ」「踵鳴る」「荒野に針路を取れ」「夏の日の午後」「夜明けの歌」。聴きたい曲はほぼ全部聴けて悔いは無いです!


いつもは吉野さんに目がいって二宮さんのベースはそこまで注目して聴いてなかったけど今回はちゃんと見てきました。
音程は動きまわるのにどっしりと男の力強さがあってめちゃくちゃ良いベース弾いてたんだなぁ。カッコよすぎるフレーズに何度ゾクゾクときたことか。


新譜の曲がまたカッコいい!「街の底」の絶叫するサビ、「直に掴み取れ」の訴えかけるようなサビ……サビの開放感がめっちゃいいんよなぁ。
特に「万雷の拍手」での吉野さんの絶叫は胸が震えた。どんな感覚してたらあそこまで感情ぶちまけられるんだ……。




イースタンには「心斎橋クアトロで見た最後のバンド」って思い入れがあって……その3人の最後を梅田クアトロで見れたってのは自分的にすごい意味がある。心斎橋クアトロで最後にやった「青すぎる空」のときは色々な感情がブワッて浮かびました。


「二宮さーん」って呼ばれてニコって笑った表情を見て「あ、イースタンを抜けることについて気持ちの整理は出来てるんだな」って気づきました。
(ポジティブな意味で)イースタンは「この23年間”やってきた”バンド」であって「このツアーの後のことは意識ないんだな」って。
正直イースタンはあの3人じゃないとイースタンな気がしないし、あの3人がブレずに紡いできた音ってのにカッコよさがあった。だから脱退は寂しいけど…今日の二宮さんの表情見てたらなんか納得できた。最後までカッコイイ”3人”でした。




ちなみに後ろ振り向いたら関係者席にどこからどうみてもZBのMS氏な人が座ってて驚いたw
新譜で参加しえる「直に掴み取れ」での飛び入り参加とかは特に無し。ラップは吉野さんがやってた。今回はイースタンの3人でやるのが筋だったんだろうな。