soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2016/09/29 エキセントリックダイバーメン、 ギャーギャーズ、神頼みレコード、モケーレムベンベ @ PANGEA

モケーレムベンベ

音はちょいノスタルジーなくるり系ロック。
メンバーの風貌がくるり岸田、八十八ヶ所ドラム、SFU奥野……と普通なら絶対まじわらない3人に似てて面白かった〜。不思議な雰囲気のバンドですな。


ギターよりベースの方がメロディアスってのが面白かったです。
そしてドラムの叩く表情&動きが独特。八十八ヶ所のドラムが笑ってるみたいな。なんか癖になる。


神頼みレコード

名前はよくみかけるけど初見。
すぐ高いトコに登るベースやめっちゃ熱いボーカルなど胸熱くなる要素いっぱいなパンク。


MCもおもしろ熱くて、人間的に好かれやすいんやろなぁってのが見えました。神頼みフェスという大規模のフェスが出来るのも納得。


二曲目でボーカルが上半身裸。ベースがパンいちに。”即フルスロットルか!”と思ったら次の曲で服着てた;
ライブ中にパンいちやスッポンポンになるのはちょこちょこ見るけどそのあとに服着るバンドは初めてかも(笑)


”出来るやってみたいと思うのが ロックンロールでしょ”
もうこのフレーズで勝ち決定みたいなもんですな。


ギャーギャーズ

勢いでいくように見せてアドリブ演奏も込みの意外とテクニカルな部分もあって…絶妙なバランスのバンドです。


ラストの「チャリンチャリン」はダイバーメンのナオさんもギター参加で爆発力アップしてた~。自分の本バンド前でも全力ですな。

エキセントリックダイバーメン

活動休止するエキセントリックダイバーメン。良かった!!
歌詞がイマにグサグサ刺さって……この"バンド"が休止するってのは凄い決断だったんだな、と。


このバンドはとにかく演奏中の3人の顔つきが好き。感情が理論を超える時があります。終盤のドラムの 鬼気迫る顔には魂をがっつり握られた!サポートのベースの人もまた良い表情やったな。


バンドや夢に関する歌詞が多いから強烈に響いてくる。
自分で自画自賛してたけど休止ライブで”やりたい事をやり続ける事の方が難しい”って歌詞はグッときますわ……。”このバンドが良いんだ このバンドでいきたいんだ”って歌詞も。


新曲の「青春の終末ソング」も偶然とは思えないほどタイミングがドンピシャ。最後のコーラスがいいなぁ。サイドにいるギターとベースが女性2人ってのはこのバンドにとってすごく良い形態だった気がする。


個人的にはドラムの人がとにかく好きで。オタク風貌の変わり者系かと思いきや叩いてる姿はめっちゃ熱い。目付きに狂気を感じるほど熱い。この人の演奏してる姿はなんかブルーハーツを感じるんよなぁ。


ナオさんのギターは元気に泣きながら大爆発。音もパフォもパワーに満ちあふれててめっちゃファンです。ずっと派手にかましてるイメージあったけどよく聴くと繊細なフレーズも良い感じに弾いてる。