2017年 アルバム・ランキング TOP30

アルバム・ランキング!

1月もちょい過ぎましたがようやくアップです。
邦楽・洋楽・ジャンル・メジャー・マイナーが入り乱れた分裂症具合は変わらずです。

30 Who Built The Moon? / Noel Gallagher's High Flying Birds

一曲目がヒップホップなノリで「え?あのノエルが!?」と驚いた。そのあともドラムンベースやサイケを経由した曲調が並ぶ。1st2ndはオアシスの歌モノの部分をそのまま拡張した感じだったけど、今回は大きく攻めてる。そういやノエルはこういうマニアックなのもやる一面もってたなぁ、と。遊びのある一枚で非常に好きです。やっぱメロディいいし。


29 A Good Time / never young beach

高橋一生とのバレもあり、今年一気に話題になった感もあるネバヤン。や、そういうの抜きにしてめっちゃええんすなー。
はっぴぃえんどあたりの匂いを持っているバンドとして紹介されることが多い。けどギターを聴くとめっちゃせわしなく弾いてたりするのが面白い。昔のいいトコロと今のいいトコロをうまく引っ張ってきてます。
聴いてて幸福メーターがめっちゃ上がる~。


28 Mellow Wave / Cornelius

さすがのクオリティ。ここ最近の作品のなかでは歌が前に出てきて「歌モノ・エレクトロニカ」と言えそう。
シルクのような柔らかい電子音に絶妙な割合でバンド要素が入ってきて、とにかく聴きながら心地よい一枚ですな。


27 Change your pops / 雨のパレード

「君のポップスを変える」なんてアルバム名も決して大口だけではない良作。
ポップスのメロがありながら、MPCを駆使したドラムなど音の組み込み方がとても最新的。いままでの日本のポップスにはなかった音/リズムとの融合に成功してる。前作の延長性であり確実に進化しております。


歌詞も良い詩のが多いので、一度じっくり聴くことをオススメします。曲の世界が広がる。



26 Migratio / Bonobo

エレクトロニカの浮遊感/夢見心地感とハウス・テクノの踊れる部分が良いバランスで同居してる。民族的な声ネタも多く、呪術的なトリップ感覚もあります。


25 MORE LEARNERS / LEANERS

モデルの紗羅マリーをボーカルに、CubisiomoのChabeさん、Riddim Saunterのリズム隊、女性ギター(これがまためっちゃ上手い!)。オサレなのにめっさロックしてる反則感すらあるバンド。


ロカビリー的なノリで全力で楽しくぶっ飛ばしていく気持ちいいアルバムです。気持ちよさを遮るモノがひとつもない。


24 もうすぐ着くから待っててね / クリープハイプ

クリープハイプの5曲入りEP。これが良い曲ばかりでー。一曲目の「ただ」はクリープハイプで一番好きな曲かも。ミドルテンポ+カッティングギター+いままでとちょい違う明るいメロディで新機軸。


ストリングスが暖かい「陽」、ブレイクビートに乗せてBPM高めロックの「は?」など曲調の違う良い曲が揃ってる。どれもいままでのクリープハイプとちょっと違った空気があって、それはメロディがポップスだなぁと。ひねくれロックではない。こういう曲も出来るんだ、と驚きとともに何度もリピートしています。

23 The Journey Man / Goldie

ドラムンベースの帝王・Goldieの19年ぶりの新作。良い意味で変わっていない。綺麗な音色、シャープなブレイクビーツ、そしてちょっぴり不穏なムード。


16曲入りでほぼ2時間近くある……とボリューム過多なとこもあるけどもさすがのクオリティ。すべての音が聴いてて気持ちいいです。ドラムンはもちろん、たまに4つ打ちになるのが異常にカッコよかったりとか。
これだけ出し切ったらまた数年はアルバム出さないんやろうなー。


22 LAST SUPPER EP / LILI LIMIT

新人のなかでもイチオシなLILI LIMITの4曲入りEP。タイトル曲はPVを見たときは「ポップすぎるかな~」と思ったけど、何度も聴いてると「いやこのポップネスは良いポップネスだ」となりました。


他にもポップな曲がもうひとつ、聖歌隊のようなコーラスが分厚い新機軸に、他の収録曲のフレーズが自然と取り入れられてるのにハッとする曲、と4曲がうまくパッケージ化してる。

21 ロミオとジュリエット / 天才バンド

奇妙礼太郎×Sundayカミデ×テシマコージ = 天才バンドのアルバム(ミニアルバム?)。
今作の魅力はなんといってもライブ音源。15曲中10曲が2017ツアーのライブ音源です。


彼らのライブに言ったことがある人ならわかるであろうあのフリーダムで熱いライブ。あの熱気と空気を見事にパッケージ化しています。急に即興で曲が出来上がったり、曲中にセリフが入ったり、めちゃ振りをしたり……といった自由なパフォーマンスの魅力を見事に捉えてる。笑顔の3人とお客さんがすぐにイメージできます。

20 The Business of Basslin / Hardfloor

アシッドテクノのボス。ブリブリのアシッドな一曲目が最高でありますね。曲名が「25th Acidversary」なのがもうたまらん。


トレードマークであるウネウネしたサウンドが今作でもやはり気持ちいい。いつまでも気持ちいい。
一曲目はガチなテクノだけど、全体では意外と4つ打ちは少ない。ヒップホップ・ビートが多く、ガンガンにリズムで攻めるというよりもちょい神秘的なシンセメロディが中心にきてる曲がおおいです。


19 Death Peak / Clark

今回のCLARKはリズムがしっかりしてて意外とノリやすい。それでいて不穏な空気は残ったままなのが嬉しい。たぶんいままで一番聴きやすいんじゃないでしょうか?


精神世界につれていかれる感覚。奇妙すぎず歪みすぎず。キックに導かれるように~
フジロックでのライブも踊れるCLARK+シュールなダンサーで良いライブでありました。


18 Prophets of Rage / Prophets of Rage

Rage Against the Machineの楽器隊3人+Public EnemyChuck DとDJ Lord+Cypress HillのB-Realのドリームあるメンツで組んだバンド。音は完全にRATMであります!やっぱトム・モレロの変態ギターかっけー!ラップも無問題。


RATMにあったえらくスローになる曲構成とかはなく、シンプルにリフ+ラップでガンガンと行く。そのまま一枚終わる感じ。それが普通に良い。
なにげにコード進行がメロディアスな場面が多かったりとRadio Slaveの経験も生きている。



17 すげーすげー / 髭(HiGE)

トータルで30分もないスカッと聴ける佳曲が揃ったアルバム。全曲良い。


色んな曲調を楽しげに鳴らしてて、ロックが音楽が好きなんやなーと感じます。「もっとすげーすげー」の「貸そうか 最近買ったアラバマシェイク」「デルガドスとマッドハニーとヴェルヴェッツを みんなごちゃ混ぜにして」の歌詞がソレを表してます。


須藤さんの歌詞は面白いなぁ。独特な感覚で音に言葉を乗せてる。「ユーは13?14?」とか文章的にもめっちゃ奇妙なのに音に乗るとなぜかハマる!

16 ACID TEKNO DISKO BEATz / 石野卓球

突如ポン!っとリリースされた卓球さんソロの新作。アルバム名そのままにアシッドでテクノなビート集です。


音数を削ぎ落とし、迫力のある音も少なめ。どこかチープな感じもする音像。ストイック……でもなくむしろちょっととぼけた感じもする。ピョーンビョーンってな音が多い。
でもコレがジワジワ気持ちいいのですな。ビートの組み方はさすが。ハイハットのループがひとつ変わるだけでテンションがグッと上がる。4つ打ちでは2017一番!

15 THE REST OF SOCIETY / ROS

HIROKI(Dragon Ash)、来門smorgas)、U:ZO(元RIZE)、KOMAKI(元tricot)と懐かしい(?)メンツで結成したミクスチャーバンド。音も……。


ヒップホップなリズム、ヘヴィネスがループするギターリフ、歌わずにラップするボーカル。メタルコアや歌い上げラウドの要素は無し。モロに”あの時代”のミクスチャーの音で最高なのです!一番好きなタイプの音楽!こういうのめっちゃ久しぶりに聴いた気がする。


あの曲のフレーズがほぼまんま入ってたりもはやサンプリングレベルで当時の音を再現してる。そしてメンバーの実力がホンモノなので迫力あるんすな。カッコいいモノはいつの時代でもカッコええっす。

14 8 / incubus

まだしっかり活動してるミクスチャー/ラウド時代のバンド。
ここ数作は聴き込むこともあまりなかったのですが今作はツボに刺さった!


しばらくはバラード系のスケールの大きい曲やプログレじみた演奏主体の曲調が多かったけど、今作は耳馴染みのいいメロディをラウドな演奏に合わせて歌う、っている初心に帰った内容。
ラップ復活とまではいかないけども初期作にノリが近いです。自分はやっぱこういうのが好きやなー。


13 Collected Peaces / Mary Lattimore

聴いた時の衝撃は2017年で一番。ハープ奏者のソロCD。
タワレコの試聴機で「サーストン・ムーア、ジュリア・ホルターも絶賛するアンビエントなハープ奏者」とのポップ書きがあって「ほー、まぁハープのイージーリスニング的な感じやろなぁ」と軽い気持ちで試聴してみると「ホントにアンビエントやないか!」と驚きました。

ルーパーで音をサイケにループさせ、ディレイが効いた音像を響かせてトリップされる。ハープのみでこんな音世界を作れるなんて……と震えました。即・購入。
睡眠前のBGMとしては2017年で一番聴いたと思う。


12 And I'm a Rock Star / フルカワユタカ

スターはやっぱスターだった!
正直ソロの1枚目はパッとしなかった。なんか響かなかった。でも今作で即・盛り返し!


速い曲でもマッタリした曲でも、聴いててクッと胸にひっかかるメロディが多いんですな。シンプルにグッドミュージック。明るいけどなんか泣ける。Doping Panda時代のキラキラがある。


11 Every Country's Sun / MOGWAI

モグワイ~。
過去最高にわかりやすくエモい。深みが足りない…という受け取り方をする人もいるかもしれないけど個人的には超ウェルカムです!


前半にわかりやすくMOGWAIな曲 → 中盤にめっさエモくなる → アンビエントで落ち着かせて → ちょっとハードに攻めてみるとアルバムの流れもシンプル。
孤高のポストロック・パイオニアっよりエモバンドと言っていいくらい。こんな聴きやすいMogwaiのアルバムが出るとはな~。


10 Live at Pyramid Music Festival 2017 / Trio from PARA

山本さんおなじみのライブ会場限定のCD-R。7曲がトラック分け無しの68分で入ってるのは残念ですが、内容は大傑作です。
PARAの山本精一、YOSHITAKE EXPE、西 滝太のトリオでPARAの曲を演奏。


低音をほぼカットしてアンビエントな音像に。あの複雑なリズムと応酬で脳がショートしそうなPARAの曲がゆったりと聴ける驚き。めっちゃPARAなのに聴いた感触は180度違います。
そしてなにげにMANTRALもやってる。このトリオでのMANTRALは極上であります。

9 SHISHAMO4 / SHISHAMO

いやー、やっぱSHISHAMO好きなんです。1st2ndと傑作を出して、3rdで微妙になって、4thで持ち直して、今回の5thで完全復活!


メロコアと言っていいくらいスピード感&ポップネスのある曲が多いのも自分にとってポイント高い。
キャッチーなロックにうんうんと頷きたくなる面白い歌詞。朝子はホント天才ですな。
かわいらしい恋の歌の結論が「狂ってしまえるかな」になったりと何気にネガティブな世界観も健在。たまに聴いてて胸を締め付けられマジ泣きしそうになる31歳の男です。

8 Elektrac / Shobaleader One

ドリルンベースのパイオニアSquarepusherのバンド。
Squarepusherの曲を人力でやっちゃおうって無茶な趣旨のバンドなんですが……アホみたいなテクでホントに出来てしまってるのですね……;


前作はがのっぺりしてて「このバンドはいいかなぁ」と思ってたんですが、2ndで大化けした。ライブっぽい音で演奏の勢いがすごい。(実際にライブ音源?)
超速スラップベースと叩きまくりの人間を越えたドラムには呆然としてしまいます。いまだ正体がバレてない覆面バンドなのもミステリアスでいい。


7 Virgin / 2

元The Salovorsの古舘佑太郎さんが新しく組んだ”バンド”。
初期衝動に溢れた青すぎるロック。すべての音がメロディがスカッと気持ちいい。でもインテリが感じられるのが面白いところ。


歌詞がホント最高です。テクや文学といったワードに囚われてきてたThe Salovers時代にくらべて率直な感情を、おぉっと唸っちゃう言い回しで表現してる。
バンド活動復活の一曲目が「全然眠くないのは 缶コーヒーのせいか それか武者震いってやつか 傷口はもう癒えている」って最高じゃないですか!

6 ETERNALBEAT / ねごと

元々実力のあるバンドだったけどここまでくるとは……。はじめて聴いたときは衝撃でした。
ブンサテの中野さんとROVOの益子さんをプロデューサーに迎えて、ダンス方向に大きくシフトチェンジ。これが大成功してる。


いままでの気持ちいい音作り、ロックな勢いがうまくダンスビートに絡んでて、感情を揺さぶられながら踊れます。
ドラムンなリズムを取り入れたり、テクノ的リフレインのボーカルを取り入れたり……1ステップどころか2~3ステップはレベルアップした快作!


5 Extend / YOUR SONG IS GOOD

コズミックなジャム・バンドへと大変化した前作。その延長線上であり確実に進化/深化してる新作。
ダブ色が少し強くなったかな?


ダイレクトにアッパーな曲は減ってミドルテンポがメイン。ゆらりゆらりと揺れながら聴けるわけですが、その揺れ方がめっちゃ大きい。どんな激しいヘドバンよりもテンションアガってしまうくらいに揺れれる。
気持ちよさが濃縮されております。

4 Say Goodbye to Memory Den / DYGL

めっちゃストロークス。プロデューサーもストロークスのギターであるアルバート
けだるげで、でもロックで、そしてポップ。ストロークスの1stの頃の「そうそう、俺達はこういうのが聴きたかったんだよ」ってのをバシッと、しかも日本人がやっちゃってる。


シンプルな曲構成に見えて、良フレーズをポッと一回だけだして2度出ししないとか面白いこともやってる。
メロディとあと歌の発音とかが絶妙に気持ちいいんですよね。昼から飲んで聴きたい。

3 Reflection / Brian Eno

2017/01/01に配信スタートしたブライアン・イーノアンビエント。1曲54分。
光が煌めき/消えていくのをシンセで表現したような音が延々と続く。展開ほぼ無し。


ずっと聴いてられる音のゆらめきです。自分の精神だけの世界に入れるし、宇宙も見えるし、セカイも見える。やっぱこの人のアンビエントは良い。
Music for Airportsに並んで好きなアンビエントになりました。


2 TROPICAL LOVE / 電気グルーヴ

初聴きのインパクトはそれほど無いけど、ジワジワ良さがわかってくる一枚。
前半は奇妙でシュール、だけどしっかり身体が動く電気グルーヴらしい曲が詰まってる。


自分は中盤からはコンセプトアルバム説を(勝手に)唱えております。
新機軸のドラムン&100%シリアス歌詞の「柿の木坂」で不幸を描き、ドラッグに逃げてハイになった情景を「Fallin Down」「ユーフォリック」で描き、トリップがダウナーになってきたのを「トロピカル・ラブ」「ヴィーナスの丘」で描き、バッドトリップを「いつもそばにいるよ」で描く。
そう聴くとめっちゃ面白い。音でトリップできます。

1 家族行進曲 / ハンバートハンバート

1位はハンバートハンバート
彼らでは珍しく間延びする曲がないアルバム。すべての曲がシングル・カット出来るぐらいに聴きやすく、楽しくなりたい時、落ち着きたい時、どんなシチュエーションでも胸にクッと入ってくる耳辺りの良さが素晴らしい。


全体的に明るい曲調が多い……のに歌詞に目を向けると良成さんの深すぎる闇が見える。
イジメや別れの歌、ひとりで鍋を作って待ってる歌、移植される内蔵の挨拶の歌、ピュアとストーカーの表裏一体を歌った歌、そして植物人間になってしまった衝撃の歌。しかもほとんどの曲で明確な救済がない。


家庭も持って、アーティストとしても順調なのにどうしてこんな詩になってしまうの?もう救いようがない闇です。
穏やかな狂気の一枚。


次点で「Colors / Beck」「Slowdive / Slowdive」「Abysmal Thoughts / The Drums」「DRAWINGS / nabowa」あたりも良作でした。


2017年のリリースは大物が結構動いたわりに地味な印象があります。でもこうやって並べてみると末永く聴いてそうな良い作品が多い。
全体的に大物がポップな側面/遊び心な一面を魅せたアルバムが多かったかな?
古き良きミクスチャーがちょこっと盛り返してきてるのも楽しみなトコロ!


さー、今年はどんな良いアルバムに出会えるやろかー

2015/07/26 FUJIROCK FESTIVAL 2015 - day3(Jim O'RourkeとGaman Gilberto、cero、The telephones、The Bohicas、Johnny Marr、Hudson Mohawke、Wilko Johnson、Noel Gallagher's High Flying Birds、女王蜂、LONE、Seiho、PSYCHEMAGIK、石野卓球)





最終日~。そろそろ体力が限界に近づきはじめている……とりあえず雪ささの湯へー。
ココのざるそばで僕のフジロックの朝はスタートします。



ヘヴンに向かう途中、ホワイトから軽快なスカが聴こえてきてさっそく笑顔が噴き出した。(演奏してるのはTXARANGOだったかな?)
今日も絶対良い日だ。楽しむぞ〜!


Jim O'RourkeとGaman Gilberto

暑すぎる陽に照らされながらのバンド形態ジム・オルークで3日目はスタート。
石橋英子、須藤俊明、山本達久、波多野敦子のおなじみのサポート。
今回の名前はバンド名はGaman Gilberto*1。カタカナ読みするとヒドい下ネタな名前。ジムさんが紹介する時ガマ○ジルとしか言ってなくて手のつけようが……。”ベルト”も言ってください(笑


新譜一曲目の「Friends with Benefits」からスタート。おそらく新譜メインの静かな歌モノなセトリになるだろな……と思ってたら3曲目で名盤Insignificanceから「Therefore I Am」の強烈なリフを弾き始めてめっちゃアガった!


「Therefore I Am」を演奏中にジムさんのギターシールドが抜けるハプニング。慌てることなく、逆に半ドヤ顔で目を見開き客を睨みつけるロックなジムさん。ヤバい、今日はハイッてるぞ!
(Fujiexpressの右端はその時の写真?)


新譜だけでなく往年の名曲も披露してくれた良い意味で予想がはずれたライブでした。
特に「There's Hell in Hello, But More in Goodbye」ので実力派ミュージシャンたちの昇天していく演奏は鳥肌モンでした。


日差しがめちゃくちゃ熱い中でのライブだったんだけどたまに涼しい風が吹いてくる。その風もジム・オルークが呼び込んでるんじゃないか?と思えるほど心地よい音色の演奏でした。良いモノ見た!

cero

ジム・オルークで気分を良くしてホワイト横を歩いてると……ceroが良い演奏(曲はticktack)してて思わず立ち止まる。フジの森が似合うスケールの大きい幸福感。全国ツアー回った直後らしくて良い意味で肩の力が抜けてた気がします。


「Contemporary Tokyo Cruise」はホワイトの前から後ろまでハッピーに自由に踊ってた。これぞフジ!って風景が素晴らしかったです。今年見たのは3度目だけどフジが一番良いライブだった!風に流されて音は決してよくなかった。でも場の空気が完璧っ!



The telephones

代打で急遽出演が決まった解散直前のThe telephones。フジでの最後の姿を見てやろうとグリーンへ。
ステージのバックに大きくtelephonesと書かれた幕があってなんか泣けてきた……


前半~中盤は最近のミドルテンポ曲。ノリが一辺倒になってしまったのを打破したかった彼らには酷だけど……悪くはないけどあと一歩欲しい……と思ってしまう。


後半は全力のディスコ尽くし。大人しく見てたフジロッカー達が立ち上がって踊り始める。
スクリーン裏でフリーダムな空気で踊ってる人達の輪が最初は小さかったのにどんどん大きくなってく光景に感動した。


あの輪が曲に合わせてハイジのように走り回ってた外国人女性ふたりから出来たってのも良かったです。
おそらくThe telephonesのこと知らなかったろうけど音に反応して心から楽しそうに身体動かして、それに感化されて皆が大盛り上がりする素晴らしい光景。


最後の最後にどんどん人を巻き込むライブをしてたのが良かった。感動的。
たぶん自分にとって最後になるであろう来月のRushBallも楽しみにしてます。


The Bohicas

ポスト・Arctic Monkeysとかで一部で大プッシュされてたUKバンド・The Bohicas。
オーソドックスなロックのフォーマットに沿いながらギターの爆音具合がモダンだったりとイマ・キテる感ありました。
楽しみにしてた「Where You at」の変な音ギターソロはライブだと聴こえにくかったのが残念。


よかったのが最後にやった「Swarm」。変わったタイミングで”Swarm!♪”と爆発するのがめちゃくちゃカッコよかった。音源の3倍増しの迫力!


ライブはよかったんだけど……三日間の疲れのピークがきててノリながら立ち寝しそうになる、と自分のコンディションがよくなかったのが残念。こりゃアカンと予定を見なおして休憩タイムを多めに変更。フジロック臨機応変にいかな。




Johnny Marr

休憩増やすということでテントへ向かってたんですが、伝説のJohnny Marrは見とかないと損するのでは……とグリーンでちょい足を止める。人はそれほど多くなく芝生とコンクリのちょうど境目に座りながらゆったり見れました。


不敵な佇まいがギャラガー兄弟みたいでかっこええ……。”イッツ・マニマニー♪”の連呼がなんか癖になる「Easy Money」はライブだとさらに癖になる。The Smithの曲もいくつかやって歓声があがってました。(ザ・スミスはあまり知らない;


曲もメロディを中心に上質だしボーカルも渋くて良い声。そしてなんといってもギター!ギターソロがため息が漏れるほど美しかった。
テクニックやエフェクターじゃなくギターの本質をわかってるギタリスト。さすがでした。見てよかった~。



ジムオルーク→cero→telephones→bohicans→ジョニーマーと見て眠気がピークきて2時間ほどテントで仮眠。足や身体はまだ大丈夫だったけど眠気が限界きてました。椎名林檎、Howlin Wolf、toeをスルーするのは残念だけど本命を全力で楽しめないのは一番アカンということでしっかり休む。



体力も回復してまた会場へバック。
グリーンを通ると”RIDE”と大きく書かれた幕が下がってました。ぐお~見たいけど……ホワイトのハドソンモホークへ!
ここからハドソン・モホーク → ウィルコ・ジョンソンノエル・ギャラガーと私のフジロックのラストスパートであります

Hudson Mohawke


今回唯一アーティストTシャツを買ったHudson Mohawke。それだけ楽しみにしてたということです。フジ中の自分にしては珍しくほぼ最前ブロックで見ました。
でも思ったよりテンションあがらなかったかなー、というのが正直なところ。


本人+キーボード(?)+ドラムの構成。ライティングも派手で大物アーティスト感あったんですが……いかんせんステージから近すぎてライティングの全体像がつかめなかった。場所間違えたかもなぁ;


音も思ったよりガツンとクルものがなくて。あー、普通に曲やってるなぁという印象。もっと自然と身体が動くかと思った。
半年前から野外で聴けるのを楽しみにしてた「Fuse」ももっとテンションあがるかと思いきや……そこまでな自分がいて驚きました。いや、良かった…けど期待値を高くしすぎたか?


Wilko Johnson

自分にとっての気分的なオオトリは癌から復活したウィルコ。
2013年のフジロックでウィルコをたまたま見ました。最後の来日と言われてたのは知ってたけど癌なのは知らなかった。"Bye Bye~♪"の歌になんとなく手を振り返してた。
そのあと癌でもライブを続けること。日本でライブをして売上を全部寄付したこと。その素晴らしいロックな人柄に感銘を受けました。今年のフジロックでまさかのカムバックが発表された時は両手を上げて喜びました。


ライブ前に近くの店で白霧島頼んだら「あ、間違えたー」と言いながら長い紙コップに波々に注いでくれました。”後のこと考えずに酔って楽しんじゃえ”と言わんばかりに。フェス終盤にこういうの、なんかいいな。 おかげでライブ中ずっとちびちび飲めた;


最初はリズムが大きくズレることがあり。動きのキレも2年前ほどではなく「やっぱ治療の影響は大きいのかな?」と思ったけど途中でモニタースピーカーの位置を調整してから俄然キレがよくなった!その問題か!


ノッてくるおとトレードマークであるサイドウォークもマシンガンギターも登場して……感無量!
マシンガンに撃たれた時は本当に泣きそうになりました。またフジロックに戻ってきてくれたんだ、って。


後半にいくにつれどんどん調子を戻していく。スローな曲に合わせての長いインプロ展開はウィルコの一挙一動にズキュンとハートを撃ちぬかれました。何歳になってもめちゃくちゃカッコええ!
ベースもすごい。ソロパートでSquarePusherみたいな綺麗な音色をベースで出したりしてて痺れました。


「Going Back Home」は歌い出しが"I wanna Live"で涙腺が崩壊しました
Dr.Feelgoodの曲も当然あり。「She Does it Right」や「All through the city」のウィルコの軽快なカッティングはたまらんし、「Roxette」のとぼけたようなベース・ラインには腰が動きました


自分はもう完全に”入って”しまって周りの目を気にせずに自分の踊りを踊りまくってました。70'sな踊り。生まれて初めて無意識にツイストをした気がする;昭和61年生まれの踊りができなかった。40年代生まれの踊りになっちゃった。ウィルコジョンソン最高や!
周りもココロを解放してノッてる人が結構いました。イイ場所で見れた!


アンコールは「bye bye johnny」。自分の歌に/メッセ―ジに注意を向けさせるよう優しく歌った「Here Comes the Train~♪」のパートは色んな想いが混ざり合いながら聴いてました。電車がやってくるのが見えた。


最高に楽しいライブだった!
あんなフリーな心で、ピュアに音楽を楽しめた経験はそうないです。ロックってスゴイなぁ。


Noel Gallagher's High Flying Birds

ウィルコ中にライブがスタートしていたノエル・ギャラガーにダッシュで移動。
遅めの到着でも意外ち視覚が確保できる良い位置で見れた。みんな余裕を持って見てる感じ。



歓声に対して「うるせぇよ、サルか?」などノエルさんはいい感じに口も悪く、それでいて曲はめちゃくちゃ良い。スッと胸に入ってくる音楽が三日間の楽しさを総括してくれるようで。スッと胸に入ってきました。

MCでは
ノ)「お前ら騒ぎすぎだちょっと静かにしろ」
ノ)「次の曲は◯◯◯」
客)「わ~~~~~~~っ!!」
ノ)「ファッキン静かにしろ!」
の流れは笑った。盛り上がるようなこと言っといて秒速でキレるw



ラストは「Don't Look Back in Anger」。三日間の締めにコレほど最高な曲はないでしょう。当然のグリーン全体での大合唱。生きてて良かった~。
4月のワンマンの時の「Don't Look~」は大人しいアレンジで、大好きなギターソロもフニャっとしてたけど今回はオリジナルのソロ。世界で一番好きなギターソロが聴けました。感無量。



グリーンのライブが全部終わり、恒例の「POWER TO THE PEOPLE」あとにJAMES BLAKEをかけるフジロックのセンス。来年も期待してます!(今思うと2016の伏線だったのかもなぁ



さぁ、フジロックもあともう少し。レッドマーキーで朝まで楽しむ!
もう体力も酔いも限界に限界。完全にフラついてます。身体は慣性で動いてる。でも音には反応してる!



まずはオアシスで腹ごしらえ。世界の料理コーナーでスペインハムを買う……目の前でパエリアの出来上がりカウントダウンがはじまって2日連続パエリア。あんなのされたら買っちゃうやんか―。


入場制限状態のレッドマーキーでやってる電撃ネットワークは外からは豆粒にしか見えず、なにやってるかわからないのでGANBANへ。シーナ&ロケッツの鮎川さんがロックンロールを回してました!

あ、鮎の姿焼き食べたい!
スペインハムも結局買っちゃう。ンマイ!酒飲むあとには塩気高いもんがたまらんよー。また飲みたくなっちゃう!
フジロック楽しい!
鮎完売。泣ける!
鮎が無かったらハンバーグシチューを食べればいいじゃない〜。
……と、当時のツイートをそのまま載せてますが完全にテンションがおかしくなってますね;


嬢王

最終日深夜のフジ・レッドマーキー嬢王蜂は入場規制状態だったので遠くから見ました。
長身のアヴちゃんが怪しいシルエットで見えてこれはこれで面白い。レッドマーキー内は相当盛り上がってました。

LONE

嬢王蜂でバンド系ライブが終わり、ざっと人が減ったレッドマーキーでLONEがスタート。
アブストラクト/インテリジェンスな質感になるかと思いきや意外にも四つ打ち成分が高め。ウワモノはスタイリッシュなんだけどビートが完全に踊らせにきてる。


感覚的には完全にテクノ/ハウスのDJで踊ってる感じ。
Asrial Banksをドロップした盛り上がった流れで大好きな「Pineapple Crush」もピーク時にかけてくれた!
終盤のみ「As a Child」でJukeに足を踏み入れて「2 to 8」でヒップホップに締めた。


予想よりめっちゃ踊れる。それでいてスタイリッシュなLoneの個性も残ってる。めっちゃ良かった!


Seiho

関西、そして日本のホープ・Seihoさんが最終日フィナーレに近い重要な場面で登場。


レベルが高かったLoneのあとにどうくるか?
最初はこねくり回したようなアブストラクト・ビートでLone終盤の流れを汲み取り、そのあと早いタイミングでアゲアゲなSeiho節に自然に持って行きました。お見事!


Seihoさんの持ち味であるダイナミックなビートと透明なウワモノの合わせ技がバンバン決まって、レッドマーキーっていうデカい会場完全にモノにしてました。
なにより本人の踊り狂いっぷりがいつもの五割増し!大舞台でぶちかましてましたー!


楽しくて楽しくて。「I Feel Rave」の時は発狂してほぼ覚えてない。ただただ楽しかったのだけは覚えてる。泣けるとか清涼感とかじゃなくてとにかく”楽しい”って感情で満たされた「I Feel Rave」でした


ちなみにファッションはシースルーの上着にヘソ出しキャミソールみたいなの着てぶっ飛んでましたw
牛乳一気飲みパフォーマンスもアリ。


PSYCHEMAGIK

ノリノリでサイケデリックなテクノをかけてて良かった……けども足を休めるために座って聴いてました。それでも満足!最終日深夜は良いDJ/アクトばかりだ!

石野卓球

フジロック2015、全てのラスト・石野卓球!踊り明かすぞー。


選曲は名村やTaicoと大きく変わらず。ってかほぼ一緒?
恒例のフジロックの思い出写真が使われたVJと共にひたすらストイックに4つ打ちで踊ってました。Happy Mondayのロゴが写った写真が一番グッときた。楽しかったなー、ハピマン。




終わった………………楽しかったー!
すべての音が止まったオアシスを横切って帰るのも好きなひとときです。


2時間ほど仮眠を取ってテント撤収。
誰ひとりとしてしゃべらないバスに揺られて駅へ。帰りの電車で食べる駅弁が死ぬほどウマイ(フジロックあるある)


約5時間かけて家の最寄り駅に到着。フジロックの格好でいつものコンビニにてジャンプを買う違和感がなんか好き。



帰宅~!ホント楽しい三日間だった!音楽大好きやわー。



FUJIROCK2015、とにかく暑かった!三日間で一度も雨にあわないなんて!
フードはパッと見て興味惹かれる店が少なかった。でも実際食べると美味しいとこ多かったー。やっぱフジ飯はレベルが違いますな。

今年はフィールド・オブ・ヘブンがめちゃくちゃ居心地良かったです。ロック/ブルースって最高やな!
オレンジコートが無くなったことによる規模縮小は意外とありませんでした。ステージよりオレンジのとこにあったフードが無くなったのが寂しく感じたり;


ヘッドライナーがしっかりかっこ良くて、ヘヴンのロックが熱くて渋くて、夜中のレッドマーキーのテクノが半狂乱に踊れて。2015年は僕が経験したフジロックのなかでも最も面白かったと言えます!


*1:***ジム・オルークのバンドは同じメンバーでも毎回名前が違う

2015/07/25 FUJIROCK FESTIVAL 2015 - day2(group_inou、上原ひとみ feat. アンソニー・ジャクソン&サイモン・フィリップス、twenty one pilots、星野源、Philip Sayce、clammbon、HAPPY MONDAYS、MUSE、D.A.N.、RL GRIME、GORGON CITY)


雪ささの湯で身体をリフレッシュしてから2日目スタート!今日も暑そう!
初日は食事するのをサボって途中から死にそうになったのでちゃんと休憩を入れるスケジュールに組み直しました。おかげで一日元気に過ごせました。食事大事!。

group_inou (RED MARQUEE)

新譜が素晴らしかったので期待値がかなり大きかったgroup_inou。意外にも新譜からは少なめ;
「RIP」「MAYBE」など盛り上がり必須の過去曲中心。
cpさんの絶叫は少なめだった?MCはマイペース。大舞台でも余裕のあるふたりに踊らされた!


ただ良かったけど想像ほど爆アガりしたかというとそうでもなかったり。期待値が高すぎたからかー。音響がちょい悪くてリズムがわからなくなったりしてたのもあるかもしれません。




上原ひとみ feat. アンソニー・ジャクソンサイモン・フィリップス (GREEN STAGE)

グリーンで良い音楽を聴いた気分~。


キマリまくりの変拍子に激テク。それでいて馴染みやすいフレーズに数々。ジャズというよりもはやプログレ・ロック!最後にやった「ALIVE」なんて特にそう。


弾きまくりのピアノソロでは肘を使ってまでの乱打に痺れた~。これだけスゴい演奏見せつけられると他のバンドがちょっとしたソロやっても何も感じない不能状態になってしまう;それぐらいすごいピアノ!


今年唯一グリーンの最前ブロックで見ました。全身で乗るというより首でピクピクっ!て反応するように聴き入りながら。良い音楽聴きました~。



テントで一休み中にホワイトでやってるKEMURIのライブが聴こえてきました。どうやらLass than Jakeが起こした伝説のサークル級の巨大サークルを発生させたようで。く~、行きたかった!

twenty one pilots (WHITE STAGE)

昨年のサマソニでも見たtwenty one pilots。
ピアノからバク転したり、客をコーラスに参加させたり、 「women no cry」のカバーをしたり……ライブの至るとこにギミック満載。それがハズレ知らずに曲に大ウケするのがほんとスゴい!フジロック3日間で一番客を虜にしたアクトじゃなかろうか?


サービス精神旺盛なエンタメ・アクションでめちゃくちゃにやってるようで……ウクレレ、ピアノ、ドラムに加え今回はトランペットやベースなど器用に色んな楽器を操ってて音楽的にも実力派。新譜の曲は暗くて地味なの多いなぁ、と思ってたけどライブではめっちゃ面白い!ずっと笑顔で見てました。


「We Don't believe」のイェ!イェ!イェ!とか音源だと変なコーラスだなぁ、と思ったけどライブで一緒に叫ぶとめっちゃ楽しかったー。
「Car Radio」後半の定番になってるトンデモ行動。今回はステージ横に止まってる中継車の上に登場して驚かせてくれました!


締めは客に持ってもらったサーフボードに乗ってドラムを2人でぶっ叩くパフォーマンス。ラストのポーズがビシッと決まって最後の最後まで痺れるライブでした。この日のベストのひとつ!



星野源 (GREEN STAGE)

グリーンにて石橋英子伊藤大地ら7人の強力サポートを引き連れての星野源
「源ちゃーん」って黄色い声援が飛び、本人も「もっと源ちゃーんを聴かせてくれ!」と硬派な人は置いてかれそうなポップスなノリ;


でも「化物」→「ギャグ」→「夢の外へ」でスタートして作り出した愉しい空気はステキで自然と笑顔になっちゃった。
中盤のバラードコーナーの「くせのうた」の歌詞が妙に響いてジーンときたり。歌詞が聞き取りやすい歌はええなぁ。


最後は布施明のモノマネで踊りまくり(笑)、からの一番好きな「CRAZY CRAZY」で締めてくれた。
客は想像してたほどパンパンにはなったなかったけどみんな一心不乱に星野源の音楽を聴いてたように見えました。





Field of Heaven名物・石窯ピザに並びながらフィリップセイス待ち。
元オレンジコートでやってるキャンプファイアの灰がヘヴンまで飛んできてました;

PHILIP SAYCE (Field of Heaven)

2日目・真のベストアクトはヘヴンのPhilip Sayceで決まりです。
ジミ・ヘンドリックスの再来とか言われてるハードロック/ブルース。もうギター・プレイが鬼カッコイイ!リフからソロからインプロまですべてがヤバすぎた!


激ウマのピザを食べながら最高のロック/ブルースのライヴを見る。 背後では外国人集団が”信じられない。最高のロックだよ……(I can't belive it...it's the fuckin greatest rock'n roll I ever seen!!)”みたいな心からの感動の言葉をつぶやいてる。あまりに幸せな空間に笑顔で泣けてきました。天国じゃ!


超絶テクを惜しみなく披露しながらナルシストなギタリストにならず、聴きやすいフレーズがズガガっとハートを揺さぶってくるわかりやすいさもありました。低速のブルース曲でもそれは同じ。直球で脳に響いてくるカッコよさ!


本人も楽しそうで「ワオ、なんて最高なんだ。今年のライブで今日が一番楽しい」なんて言葉も。ギタープレイもどんどん熱が入っていってピークで大好きな「Out of My Mind」をブチかまして僕は発狂しました。


今年のフィールド・オブ・ヘブンはROVO系統のダンスアクトがいなくて「なんかあまり魅力感じないなぁ」と思ってたんですが……Philip Sayceがヘヴンでロックンロールを聴く気持ちよさを教えてくれました。この時に完全にスイッチ入った!



クラムボン (WHITE STAGE)

テンションアガりまくった状態でレッドマーキーに移動している途中、ホワイトのクラムボンからシンプルなビートが聴こえてくる。
で、到着した瞬間に「シカゴ」がスタート!この最高のシチュエーションにさらにテンション上がることに!


あまりに「シカゴ」が良かったんで後ろのほうで足を止めて少しだけクラムボンを聴くことにしました。
するとミトさんが”二度と苗場ではやらないであろう曲をやります”といってまさかの「星間飛行マクロスF)」をやりはじめた!郁子さんがキラっ☆ってやってましたw


Happy Mondays (RED MARQUEE)

ありえないハイテンションのままHappy Mondaysを見たらもうホント気持ち悪いコトになりました。(自分が)
トリップしてタコ踊り状態。理性とか羞恥心とか消しとんで自分の踊りを踊った。タノシカッター


グリーンのMUSEが大人気だったので思ったほどギュウギュウにはならず。


照明暗め、バックにサイケなロゴ。メンバーが踊り、歌うのはほぼシルエットでしか見えない。アングラ臭漂うパーティ感にさらにテンションがおかしい方に。
ブリブリにダンスする外国人と一緒に自由に踊りまくってました。もう理性働いてなかった。


ベスは本当に踊ってるだけで何もやってないし、紐についた球を振り回す女性ダンサーもいる……でも全部はっきり見えない。それが非現実感あって良かった!ベスって絶対必要なメンバーやなぁと。


いわゆるマッドチェスターサウンドはまとわりつくような中速のグルーブがある。これがドラッギーでたまらんっすな。ピョンピョン飛んで縦ノリ、じゃなくてグネグネと横ノリするのが気持ちよすぎました。


ラストは「24 Hour Party People」 → 「Step On」 → 「W.F.L.」のクレイジーにならずには居られない曲3連発でぶっ飛びました。僕も含め周りの自分の世界に入って踊る感じが完全に日本じゃなくなってた。


タイムテーブルが発表されたときは「え、レッドマーキー?外で見たかったなぁ」と思ったけど、なるほど室内でこその危ないパーティの空気がありました。これが狙いかー。


MUSE (GREEN STAGE)

MUSEも一応は興味あるのでグリーンへ。


ベースがほとんどギターみたいな音出してて、いやぁ、スケールの大きさが桁違いですな。
ただ選曲がそこまで好みじゃなかったりで…うーむ。再現力は半端無かったのでCD聴きこんでる人には最高のライブだったろうなぁ。


オシリペンペンズ (苗場食堂)

MUSEを途中離脱して苗場食堂のオシリペンペンズへ。


苗場食堂の音響だからかキララさんのギターにディストーションかかりまくってて普通のバンドっぽく聴こえた。モタコさんは緊張してたようにも見えたし……うーん、ペンペンズらしいミラクルは起こらなかったかな?


しかし、この音だとキララさんがギター上手いのバレるなw
ある意味ドラムが変わったときよりペンペンズのアイデンティティーが消えた感じもして。キララさんの存在ってデカいんだなぁ、と。


ペンペンズらしい事件もなく、なんか空気が"ハマらない"感じがずっと漂ってたけど終盤にロックなギターで押した「三日だけ付き合って」は熱かった!この時はモタコさんもシンプルにロックでした。


D.A.N. (Rookies a Go GO)

まさに今”キてるルーキー”って感じなD.A.Nを見にルーキーズへ。
このときはまさか翌年にレッドマーキーに出る大物になるとは思いもしなんだ。客もそこまで多くはなかった。


なるほど、削りまくった音(特にドラムは必要最低限しか叩いてない)でミニマルなノリがズブズブ脳を犯してくる。こりゃ気持ちいい!サポートキーボードは小林うてなさんかな?彼女のソロの色もけっこう入ってた気がします。


ギターや歌声などはThe Fin.やHAPPYみたいな日本人じゃないみたいな感覚。でも向かってる方向が無機質な人力ダンスミュージックで大きく違う。
あとMCも素直そうでスレまくってる最近の若手とは全然違う印象でした。はやく大阪にも来て欲しいなぁ。また見たい!(*後日実現しまくってます)


RL GRIME (RED MARQUEE)

レッドマーキーに戻ってRL GRIME 。ベース・ミュージックの良い意味で下品すぎる音が存分に味わえる。
”ブレイク”ではなくずっしりした”リズム”でドッカンドッカン決めてく感じ。これまたヤバい。野蛮に暴れたくなるクラブミュージック!


Gorgon city (RED MARQUEE)

Gorgon city 、デュオなのにひとりだけ。片方は来日できなかったんかな?これがDJ SET形式になった理由?
でも大満足な内容でいた。自分たちのアルバムからの曲が多め。ディープハウス!って感じのベースが腰にガツンときました。


「Ready for your love」の跳ねまくりのベースとか本当に気持ちいい。
ライブでプラスαな要素が入ってくる……というよりCDで感じるGorgon cityの魅力がそのまま増幅させられてた感じでした。



Twenty One Pilot、PHILIP SAYCE、Happy Mondays……大満足だった2日目でした~


2015/07/24 FUJIROCK FESTIVAL 2015 - day1(The Districts、Owl City、CHABO BAND、栗コーダー&ビューティフルハミングバード、no entry、BOOM BOOM SATELLITES、FOO FIGHTERS、WIWEK、JAM CITY、MAX COOPER、DJ TASAKA)


2015年も三日間参加!




出発!いざフジロックへ〜



新大阪を出発!BGMはDon't look back in anger / OASIS
まぶしい朝日とドンルクの組み合わせで……なんか泣きそうや



越後湯沢!今年からシャトルバスは有料になって500円です。
リストバンド列に並んでるー。去年よりだいぶ多い?



リストバンド交換してテント建て中〜。ちょい奥だけど平地確保できた!
フジのテントサイトはペグを打ち込みやすくて気持ちいい


The Districts (RED MARQUEE)

一組目はThe Districts。パワフルなギターを振り回す文系ロックはフジロックらしいサウンド。
めっちゃ気持ちよくて最高のスタート切れた!


なんたってギターがめっちゃ良かった。ボディは身体にくっつけてネックを振り回して轟音を撒き散らし。ノイジーだけどフレーズはどこかポップ。
Dinasaur Jr.に若々しさが入った感じで、見ていてどんどん身体が熱くなってきました!


「Young Blood」のリズミカルなグルーブ+轟音ギターの連続は気持ちよかった~。
まさにフジが呼んでくるインディーズという感じ。一発目がコイツラでよかった!


↓後半の暴れ具合がよい!

Owl City (GREEN STAGE)

Owl Cityは新譜同様にライブもEDM……主にダブステの要素を取り入れてた。
けどあくまでも耳に残るのはスッと入ってくるポップなメロディ。こういう音楽はグリーンで聴くとたまりませんなー。


白ブラウスに黒スカートのOLみたいな格好をしたキーボードの人が元気に演奏しててかわいらしかった。最後は「Good Time」。カーリーいなくてもOwl Cityのライブでもやるのねー、めっちゃ盛り上がってました!

Chabo Band (Field of Heaven)

会場内を散策してたらふと聴こえてきた”こんな日にお前に乗れないなんて~♪”
Chabo Bandが雨上がりの夜空にをやってるとこでした。
フジの風景に合いすぎて道行く人達が口ずさんでて……幸せすぎて泣きそうになりました。音楽が耳に飛び込んでくる。これぞフジ!



↑旧オレンジコート。無くなってしまった……。

栗コーダービューティフルハミングバード (木道亭)

木道亭の栗コーダービューティフルハミングバードを見に行こうしたけども、ボードウォークを歩いて向かう時間がなさそうなので諦めて木道亭の近くで食べ物を探してウロウロ。
すると聴こえてくる「カントリーロード」のカバー。思わず道から覗き見するようにして聴き入りました。ふと聴こえてきた名曲にまた泣きそうに。これぞフジ!



↑石像みたいに動かない”ヒト”

no entry (Gypsy Avalon)

Avalonでもひとつくらい見ときたいな、と事前チェックで気になってた邦楽バンド・no entryをば。


レゲェ/スカをベースに極上ポップスのエッセンスを入れたバンド。fula、SOURとかあたりの空気に近いかな?
これが大当たり!最初は客少なかったけど良い音に誘われて人がどんどん集まってきて前の方はかなり盛り上がりになってた!


幸せになるメロディに優しさを感じ、盛り上がるトコはしっかり盛り上げる演奏。
KEMURI伊藤ふみおばりに膝上げダッシュしながら客を煽る……というより客と一緒になって踊ってるボーカルのパフォーマンスは見てて気持ちよかったなー。


このとき、今回のフジロックで何度か目撃することになるヒッピーみたいなおじいさんに出会います。周りを気にせず自分の世界で踊ってるこの人のノリ方には結構な影響を受けましたw


BOOM BOOM SATELLITES (WHITE STAGE)

病状がだいぶ悪化しているとのニュースの中でのブンサテ。特別な想い無しじゃ見れないライブでした。


「A Hundred Suns」で始まったライブは「Dive for You」どころか「Kick it out」も外して「Stay」など轟音系の曲を中心にしたある種の攻めたセトリでした。
フェスのド定番曲である「Kick it out」を外すのは相当な覚悟があったかと思います。 そこには中野さんと川島さんの確かな意思表示があった!


「ONLY BLOOD」や「FOGBOUND」など踊らせるところはしっかり踊らせてくれた。
ダンス系も轟音系も笑っちゃうくらいデカイ音。音で身体の芯から震えてました。強烈なステージだった!


川島さんは不調を感じさせることもなく、しっかり客を見つめながら力強く歌ってた。あの時のホワイトステージには言葉では説明できないオーラがありました。魂をぶつけてくるような音楽。最後の「Stay」は地面ごと天上界に浮かびあがるのではないか、ってなパワーが放出してた。


これが僕にとって最後に見たBOOM BOOM SATELLITESになりました。最高のバンドだったなぁ。


FOO FIGHTERS (GREEN STAGE)

フジロック直前にデイヴが骨折してしまったFOO FIGHTERS
GREEN STAGEは幕が降りて中は見えない。”大丈夫なんだろうか……?”と心配しながら待つ。
スタートの時間。音が出て、幕が降りきる前からデイブの”イエアーーーーーーー!!!”って超強烈シャウトが聴こえてくる。この瞬間にわかりました。”骨折してても大丈夫だ”と。あまりの元気の良いシャウトで笑ってしまうほどでしたw



各所を騒がせた大量のギターでデザインされたド派手なイスにドンと座っているデイヴ。むしろ座ってるほうが存在感が増すとんでも無いカリスマ性。ほとんどがむしゃらみたいになってるシャウトを聴くと自分のロック魂が熱くならずにはいられなかった!素晴らしいヘッドライナー!!


”7年ぶり(の日本)だ。期間空きすぎた”と何度も言ってたのもあるのかまさにベスト盤なセトリ。「フーファイってこんな名曲いっぱい持ってたっけ?」ってぐらいどの曲もCD以上にカッコよかった!


曲数を多くやるより自信のある曲を掘り下げていくのが一曲入魂っぽくて熱かったです。
曲を止めてさんざんMCで煽って再開したり、新譜の曲ではノイジーなギターインプロを長い間やってて”こういうのもできるんだなぁ”と関心したり。


MCではスクリーンに骨折したときの映像やイスの設計図を映して面白おかしく事情を説明。骨折したステージ落下事故映像のあとに”and he become...”と(その場にいる)デイヴが映るのにはめっちゃ笑ったw
でも最終的には「こんなんになってもショウをキャンセルしたくないんだよ」とグッとくる男気のあるMCになって感動。


自分にしては珍しくお酒も飲まずひたすらライブに魅入ってました。
ラストの「Best of you」は文句の付け所のない熱演。”これ以上の終わりはない”というポジティブな意味で、アンコールの拍手もほとんど無かった。本編で完成してるライブだった!


とにかくデイヴのカリスマ性の虜になってたのでホーキンスのドラムとかもあんまり見ておらず。デイブのほとんどヤケクソみたいに叫んでるシャウトの力強さはすごかった。足骨折してる感ゼロでした。


はじまるまで「FOO FIGHTERSって好きな曲もあるけどそこまで……」って感じだったんですが完全に持ってかれました。演奏の熱量、曲のパワー、フロントマンのカリスマ性、客の待ってました感。文句無しのヘッドライナー!!


Wiwek (RED MARQUEE)

GREEN STAGEのヘッドライナーも終わり、深夜のクラブミュージックタイムに突入。Jungle Terrorというジャンルを代表するWiwekは想像通りの下品な音。もちろん良い意味で。
トライバルなリズムにドッカンドッカン爆発するデジタルビート。力づくで踊らせる感じ。まんまと踊らされました。


JAM CITY (RED MARQUEE)

深夜タイムで一番楽しみにしてたJAM CITY。
先日発売された2ndがポストロックのような静のインテリジェンスな内容だったので”バキバキなWiwekのあとで大丈夫か?”とか思ってましたが、JAM CITYも劣らずの攻めまくりのプレイ。流れ的な違和感ゼロ。
JAM CITYってこんな感じなん?と意外と頭悪そうにノリノリ。


アルバムらしい曲は最後の方に申し訳程度に2ndの曲かけただけかな?
ほとんどはトラップ系のアグレッシブなリズム。レゲェ調のラップのカットアップを多用したり、ビートはほぼトラップ状態だったり…… 予想外だったけど良かった!このアッパーなノリは完全に意表を疲れましたが個人的にはめっちゃアリ!


MAX COOPER (RED MARQUEE)

MAX COOPERは4Kってな言葉が思い浮かぶ超綺麗VJに合わせて知的なテクノ。
自分のJAM CITYのイメージはこちらだったので何度もタイムテーブル見なおしました。するとMAX COOPERとDJ TASAKAの順番が逆で印刷されててさらに混乱することに;


高層ビル街が膨らんだりしながら徐々に模様へと変わっていくなど映像が面白かった~。


DJ TASAKA (RED MARQUEE)

日本のテクノ番長は直球なテクノDJ。がっつり踊らせてもらって初日は終了~


2015/07/20 Daedelus @ 名村造船所跡地

ヒップホップ系の出演者を中心としたイベントが名村でやってました。
行く予定はなかったんですがトリのDaedelusは見たかったので急遽予定を変更してダッシュで名村へ!




会場に入って3分後にdaedelus始まった……といきなり爆発音のようなアグレッシブなビートを炸裂させてカッコよすぎる!
「こら、あかん」と大急ぎでロッカーに荷物預けて踊りまくりました!


シーケンサー(?)を操る手の動きのキレがめちゃくちゃカッコよくて。人が少なかったのでプレイしてる姿をがっつり見れたのはよかったです。
HIFANAばりのシーケンサーさばきを繰り出してるときはスゴすぎて思わず笑っちゃった


基本的に攻撃的なトラップ・ビート。たまに四つ打ち。BPM早めでまったり踊らせる気ゼロの攻めのプレイ。
トラップのドッカンドッカンくるビートで。かといって下品になるでもなくスマートなカッコよさがありました。




スーツを着た紳士な風貌で強力な音出してるギャップがたまんなかった。
終盤はフロアに30人くらいしか残っておらず寂しい感じではあったけど良いライブだったー。
あんな良いビート叩き出されたら……ヘドバンしないわけにはいかずGODFLESHで痛めた首に追い打ちかけられた;


2015/07/19 ENDON、GODFLESH @ CONPASS

ENDONとGODFLESH。強力な2組!

ENDON

色々とヴァイオレンスなウワサを聞くENDONを見るのは今回が初。
スタンド飛んでこないかとドキドキしたけどそういう事故的なヴァイオレンスはなく、とにかくアホみたいにデカイ音による爆音!


ほんと”音量デカすぎwwwwアホかwwwwwww”ってくらいの音だった。
ノイズ担当(金物にピックアップつけてた?)のメンバーがいたり、 ブルータルにメロディアスな部分も多くて意外と伝統にのっとった音な印象でした。音量と恐怖感はバケモノだけど。


GODFLESH

ステージにそびえ立つデカいアンプふたつ。このシンプルさ。かっこええ!
スタッフがセッティングしてるとこにエフェクタボードをお盆のよいに丁寧に持ってニコリと一礼するジャスティンがマジ紳士です。


ENDONの音がデカすぎたので最初「あれ?音が弱い?」と思ったりもしたものの、執拗に繰り返されるインダストリアルなリフにすぐにヤラれて狂ったようにヘドバンしてました。


ただ前回の来日ほどの衝撃はなかったかなぁ。
もっと狂気のごとくの執拗さがあった気がする。
ギターのボディを小刻みに叩いてノイズを操る技には聴き惚れたー。どこか知的なんだよなぁ。


がっつりヘドバン出来るけどしっかり踊れる部分もあって……これぞインダストリアル・メタル!


2015/07/19 空きっ腹に酒 インストアライブ @ タワーレコードなんば店

空きっ腹に酒のミニアルバム発売に合わせてのインストア。


ドラムセットは無し。カホンでアコースティックな感じ。
ロックな部分はほとんど出なかったけど。それでもしっかり聴き入っちゃうのは意味がスッと入ってくるラップのおかげか。最近のゆきてるさんの歌詞はガツンと耳&脳に届くラップになってる。1stからスタイル変わってきてるのがわかる。


ドラムの人がアコーディオンを持つタイムあり。お家が芸者一家だそうで。
ジブリやらマリオの曲をドヤ顔で弾いてるのがめっちゃ面白かったです(笑


インストア自体がめちゃくちゃ満足!って感じでもないけども次のライブ行きたいと思わせてくれるライブでした。
落ち着いて聞けたことでポテンシャルをヒシヒシと感じた~。