soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2017/06/30 Mol-74 @ 梅田シャングリラ

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色んな人から良いと聞いてて前から気になってた京都のバンド。
北欧系の美しさに通じるギターロック的な紹介のされ方をよくされてます。なるほど!となる良さ。


客は若い女性が中心。8割は女性かな?自分(31)が年長組くらいだった。
自分の同世代は意外とチェックしてないのかなぁ。多くの人があまりライブ慣れしてないのかほぼ動かずってな感じでした。ドラムが結構ドコドコ鳴ってるのに意外。


ドラム、ギター、ベース(サポート)+ボーカルがアコギだったりキーボードだったり。ゾクっとするほど綺麗な音。そして声。
轟音でギャーン、ズゴゴってのはほぼやらない。あくまでも綺麗に紡いでく。
ミスって大きい音が出ちゃった時にメンバーがオバケ見たみたいにビックリしてたし(笑)


Roth Bart Baronに近いっちゃ近いけど軸にあるものが違う気がする。
mol-74はギターロックが出発点……かな?北欧っぽいって言い方は間違ってない。でも北欧な音そしてアティチュードが軸にあるバンドではないってな印象がありました。


ドラムはフロアタム中心でドコドコと鳴ってる。でも民族的というより変わったロックドラム+ちょいドラムンって印象がありました。
(サポートの)ベースの方の指が長くて綺麗だった(男性です)。と思ったらuremaのベースの人かー。主張も土台もこなす良いベース弾いてたな。


照明がピカピカしたり面白い使い方してた。もっと売れてVJとかついたら面白くなりそう。
ライブだとCDよりリズム感が出る。でもフロアが大人しいのでCDより大人しい感じがする。うーむ、フェスとか対バンありだとまた違うのかなぁ?


『kanki』の曲はキャッチー。「エイプリル」のサビは耳に残ります。
大人しいノリのライブだけど「%」の高速クラップは高度な技術を要求されますな(笑)
「開花」とかも変わったコーラスがライブ全体だと良いフックになってる。


新譜からは「light」がライブでも耳に残る。
「rose」はこのバンドでは数少ないクレッシェンドにガンガンあげていく系。ドラムすごいっすなー。歌の崩し方も癖になる。


あとメンバー全員がものすごい人が良さそうだった。とくにボーカル