soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

リバーダンス

予告通り、昨日見に行ったリバーダンスの感想でも。
場所は大阪フェスティバルホール。2回の真ん中ぐらいでちょい左。全体が見渡せたし、演奏隊がばっちり見えたので良い席だった。

ショウ全体が1部と2部に分かれていて1部がケルト、2部がアイリッシュな感じだった。リバーダンスなのに1部ではずっと演奏隊を見てたw。ダンスはそこまで引き付けるものがなかったんですよ。DDR進化版なんて考えも浮かんだり。でも音楽がものすごくいいんです。ケルト音楽最高!特にバイオリンが良い。5人の少数バンドなんだけど、みんないかにも実力者で演奏中に足でリズム取ってるのや、普通にトラッシュトークしてるのが楽しみながら演奏してるのが伝わってくる。途中でプログレ風味な曲があったり(ドラムの人めちゃうまい!)とダンスは控えめで、演奏オンリーな場面が多かったな。

休憩時間では妹(結構ゲーマー)と俺たちの世代にとってケルト=聖剣3だよなとショウとほとんど関係無い話で盛り上がる。実際ショウ中はずっと聖剣3の単語が頭に浮かんでましたよ。
ここまでだったら前見たblastと比べるとどうしても…といった感想。

しかし、2部から一気に引き込まれました。1部は客がショウを見てるかんじでしたが、2部はアイルランドの情景でよく描かれる街中で演奏隊を囲みながら皆でダンスを踊るような雰囲気で、パフォーマーも客席も一体になって楽しめる雰囲気に。途中で黒人の人が出てきて、アイルVSジャズのリバーVSタップダンスバトル。人外の動きをしてましたよ。DDR進化版とかいってごめんなさい。リバーダンス、最高です。この場面での黒人の人は良いキャラだったな。他の人が紳士といった感じの中、おちゃらけキャラで。ダンス技術もすごかったしね。
他にも小さいのに存在感のあるフラメンコの人や、雑技団のようなエンターテイメント性の高いダンスがあって、完全にリバーダンスの世界に飲まれていました。

でラストは異常に引っ張るエンディング。最後の拍手と思って拍手したのにまだまだ続けるw。何回礼すれば気がすむねん。最後に幕が閉じる時に演奏隊の皆さんがすごい笑顔だったのが印象的だった。

終わってみれば1部のイマイチ感は全部吹っ飛ばされてた。本当に良いショウでした。ケルト音楽好きな人なら絶対楽しめます。もちろんそうで無い人も全然問題なく楽しめるでしょう。
チケットおごってくれた姉に感謝。