soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

オタクオーバークロックス21 / SHARPNELSOUND

前作の「brain violation」はネタは良いものの音圧不足でイマイチでした。
しかし、破壊力のあるシャープネルが帰ってきた!
なにより歪んだバスドラが復活したのが嬉しい。


①②④⑧⑩はハードコアサウンドに声ネタが絡む典型的なシャープネル節。
②は後半の声ネタの使い方が巧い。
⑧のキックのゆがみ具合もたまらん。
⑤⑦9もおなじみの重いトラック⇒歌モノの流れ。⑤は魂のルフラン、⑦はFF12、⑨は地獄少女が元ネタ。
⑨は4分打ちでは無く、落ち着いてて、いつもとちょっと違う感じ。
DJ TECHNORCHさんの「BOSS ON PARADE」のリミックス。ラストはAnastasiaの有名な空耳アワーズの一コマが流たと思ったら、今度はそのタモリの声をネタに使うという恐ろしい曲。

⑥大量の作品からネタを取ってきて繋げていくカオスな曲。今回の目玉曲じゃないでしょうか。
1:30からの展開が神


う〜ん、自然と体が動く!前作より断然こっちの方が気に入ってます。
ただし強烈に印象に残る元ネタやフレーズは少なく、ちょっと地味な印象もある。「MAD BREAKS」や「UG☆PSYCLONE」と比べるとパンチが足りないかな?
とはいっても十分満足できる出来。
シャープネルファンなら間違いなく気に入るでしょう。

オススメ。