soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

CLOVER ALBUM / CLOCK MUSIC

ハチクロのイメージアルバム。ボーカルに茶太さんと額賀修一さん(どうやらプロ声優の方らしい)を迎えてのフルボーカルアルバムとなっております。
C71茶太さんが参加したCDではこれが一番良かった。
ちなみに私は原作は3巻までしか読んでません。中途半端。


ボーカルラインのメロディがすごく良い。わかりやすい、素直に良いと思える極上のポップメロディが次から次に出てきます。
なんとなくメロディラインがくるりの「NIKKI」っぽい気がする。
歌を支えるバックもピアノ、アコギ、バイオリンなどを使った青春を感じさせてくれるネオアコサウンドで素晴らしい。
ボーカル二人の歌声は曲にすごく合ってます。
茶太さんは「あさやけ」よりこういうポップな曲の方が合ってるな。
男性ボーカルの額賀さんはアコースティックに似合う爽やかな歌声。良いです。
そしてこのCDはイメージアルバムとしても一級品。
ハチクロの空気を上手く表現してます。歌詞もニヤリとする所がいっぱい。
イメージ出来すぎて、中途半端に読んでる自分にとってはネタバレになってしまってますが…。


何曲かピックアップすると
バイオリンが耳に残る軽快なポップソング。サビのメロディが素晴らしい。名曲レベルです。今CDで一番好きな曲。
④カントリー要素の入った爽やかな曲。歌詞もサウンドも青春してます。青春しすぎてて泣きそう。
⑦後半につれ盛り上がるドラマチックな曲。涙腺が…(緩過ぎ
⑨楽しげなジャズテイストの曲。いかにも不慣れな茶太さんのスキャットが微笑ましい。ギターとピアノソロが心地よい。
スローテンポのまったりした③、間奏が楽しげな⑥、優しい⑧はサビがキャッチーですごく良い。
ラストの⑪は他の曲に比べるとメロディがちょっと弱い。この曲のせいでアルバムの締りが良くない気がします。
でも間奏で⑥のメロディが出て来たのはグッときた。
②⑩は簡単なスキット。こういうのを聴いてるとむず痒くなってくる…。
ん?ピックアップと言っておきながら全曲に触れてるな。


素晴らしい出来のポップアルバム。C71で買ったCDの中でもっとも万人に勧めやすいCDです。
ハチクロ好きはもちろんハチクロを知らない人でも気に入ると思いますよ。超オススメ!