soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

Temporary / 砂塵音樂室

よろずアレンジミニアルバム。
出展元はひぐらしアトラク=ナクア、果てしなく青い、この空の下で…の3作。
ナイス選曲。東方よりこっち路線の方が好きだ。


アレンジャーはほえ猫さんと亜空さんの二人。ほえ猫さんはちょいクラブミュージックっぽい打ち込み系、亜空さんはロック系です。
音作り/曲構成とも荒削りなのですが、そのおかげで楽曲に勢いがあります。直接響いてくる感じで心を動かされる。
変に綺麗すぎるアレンジより好印象。


①「祝祭」(ひぐらし)のオドロオドロしいアレンジ。雰囲気出てます。ドラムパターンが好き。
②「Rain」と「Squall」(ひぐらし)の合体アレンジ。ボリュームの大きいシンセが癖になる。
③「YOU」(ひぐらし)アレンジ。色々な楽器でYOUのメロディをなぞる。ギターの音が気持ち良い。YOUのメロディはシンプルなアレンジで映えるな。良アレンジ。
④「world」(アトラク)アレンジ。シンプルだけどメロディの良さが生かされたアレンジです。
⑤「Nikoensis〜追想〜」(青空)の4分打ちアレンジ。これもシンプルだからこそメロディが際立っています。うーん、泣ける。


荒削りがゆえにストレートに伝わってくるCD。非常に同人らしい。
選曲に良さも相まって気付くと何度もリピートしています。
Hotch potch」を聴いた時に、期待できそうな何かがあると思ったのは間違いでは無かったようです。これで100円は安い!
原曲好きの人は気に入るはず。もちろんそうでない人も視聴でビビッときたら買いでしょう。


2007秋M3で発売されたひぐらしアレンジも視聴したかぎりでは良さげ。最近の一押しサークルです。