soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

風と光があなたに恵みますように / nuko

同人ノベルゲーム体験版。プレイ時間は1時間ほど。同タイトルのサークル処女作のリニューアル版です。
旧作は体験版のみプレイ済みで製品版はプレイしたことありません。体験版段階ではストーリーに大きな変更な無いと思います。グラフィックは変わってる。


夏休みを期に漠然と旅をしていた少年が電車に揺られて辿り着いたのはのどかな田舎町だった。
地図に載っていないこの地を不思議に思いながら、住人に温かく受け入られる日々が始まる……というあらすじ。


田舎町が舞台ということでゆったりとした雰囲気です。
出てくるキャラ達が皆ピュアで癒される。
体験版段階では主人公と住民達の交流がほとんどでストーリーに大きな動きは無し。一気に惹きこまれるような派手な話を期待すると肩透かしを食らうかも。
逆にまったりした雰囲気を味わいたい人は楽しめるんじゃないでしょうか。


ほのぼのとした田舎の空気に癒されました。
総合的にはまぁまぁといったところ。まったり感はいいけど惹き込むものがもうひとつ……という感じです。
とはいえ、控えめではありますが、謎も提示されているので、今後何かが起こることを期待させてくれる部分も少なからずある。この謎がどう生きてくるかで大きく評価が変わりそう。
旧作は、後半がちぐはぐという評判を聞いたことがあるので、どう改善されているか見物です。


3〜4年前に体験版をプレイした時は何も起こらなさすぎて自分には合わないなぁ、とあまり好印象では無かったのですが、いざリニューアル体験版をプレイしてみると、意外にもほとんどのシーンを覚えてました。何気に印象に残ってたんですかね。
評価自体も「平坦で面白みが無い」から「ゆったりしてて癒される」と変わりました。好みの幅が広がったのか。