soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

Cargo Cult 01 / CHAPARRAL

伝奇モノのノベルゲーム。たぶん続きモノの第一話。プレイ時間は2時間ほど。
絵は割と良い感じ。


上京していた主人公は田舎へ帰る途中に化け物に襲われた。突然にピンチに現われた謎の女性は「化け物を倒せるのはお前だけ」と助言する。意識を途絶えさせると同時に力を発動した主人公はなんとか危機を乗り切った。
気付くと実家に辿り着いていた主人公が目の辺りにしたのは、昨日会った女性が家族に馴染んでいる風景だった……という話。
あいかわらずあらすじを書くのは苦手だ。


オーソドックスな伝奇系です。
文章は特別上手いというわけでは無いんですが、テンポ良く話が進んでいくので読みやすい。最後まで一気にプレイできました。
ただ、あまりギャグもなく、普通すぎると言えなくもない。
化け物が出現する原因がちょっと考えさせてくれる。よくあるネタではありますが妙に印象に残りました。見せ方が上手かったのか?
バトルシーンは過去と現在のシーンが交互に語られるのが忙しく感じて、集中しにくいのが気になりました。


このゲームならではの個性といったのも特に見当たらないし、全体的に荒も目立ちますが、気軽に読む分に楽しめるだけの面白さありました。
たまにはこういうオーソドックスな同人らしさも良いな。