soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

M3 2011秋一周目

約2週間かけてようやくM3のCDをひと通り聴くことができました〜。結構時間かかったなぁ。


一聴した次点で「こりゃヤバい!」とビビッとキタのは:

前から興味あったダークアンビエント系サークルさん。ただドローンしてる雰囲気だけのアンビエントに終わらず、生肉をベチャッと落としたみたいな気持ち悪くも気になる音が上手に配置されてて気分はドンヨリ。こりゃいいや。

今まで以上に陰方向に向かってるダウナーな内容。それでいて群青やダークブルーを思わせる張り詰めた音作りは澄んだ印象があってすっきりした聴き心地でもあります。
かわいらしいメロウテクノ/ヒップホップのRiutasoさん、ディープで攻撃的なミニマルテクノのbergfeldさん、お洒落に歪んでるジャジー・エクスペリメンタルの動くさん、と良い曲並んでるけどなんといってもアブストラクトなトラックにラップ/ポエトリーリーディングが乗るMLF中央盗聴放送の二曲のインパクトが大。

  • Red Hot Floor / Reg;

ゾッコンのトランスコア、ハードコア系サークルのフルアルバム。パワフルな音にキャッチーなメロの連続。難しいこと考えずにひたすらテンション上がっちゃう。ただただ爽快です。

ピンドラのコンセプトアルバムってのと、視聴のブイブイとベースが唸ってるしたエレクトロサウンドに惹かれてなんとなく手に取ってみたら大当たり!
音のドンペリが吹き乱れる派手な曲の連続の後に配置されたドラムン曲が反則気味に切りこんでくるCDの流れにはうおっ!となりました。サウンドは”エキセントリック”。メロディは”とっつきやすい”。まさにピンドラ。
いまのところ今回のM3で一番気に入ってる一枚。




激ダウナー2枚と激アッパー2枚と振れ幅が大きいですね……。
さて、もう一周して聴きこんでいきますかー。


未レビューの同人CDが溜まってるので、今回のがっつりしたレビューはだいぶ先になりそうです。
代わりに(?)twitterの方でちょこちょこつぶやいてた「M3 2011秋のCD関連のつぶやき」をまとめてみましたー
http://togetter.com/li/210326