2016年 ベストソング・ランキング TOP20
2016年ランキング記事の最後は曲単位~。
順番は特に意味なしです。
ANOTHER STARTING LINE / Hi-standard
今のハイスタを表すミドルテンポな曲調もいいけどなんたって歌詞!
歌い出しの”家に帰ってきたよ オールドキッズはいい感じさ キミがまた僕の人生に戻ってくるとは思いもしなかったけど”の時点でブワッときて、サビの”昨日までの事はおいていこう もっとやるべきことがあるから 時はいつだって俺の味方なんだ だから今キミのために歌うよ キミも歌ってくれたらいいな”で号泣。ハイスタやっぱりカッコええわ!
blue hour / GEZAN
復活のハイスタの反対、メンバー脱退のときにリリースされた曲。
”きょうも4人でここにたってる”
”くるいだした blue hour 映画でいうと今はわずか冒頭の15分”グっときます。
優しさと激しさとエモとYOUTHが混ざりあった曲調も最高。
BEAT BACK / B-DASH
ヘヴィとキャッチーを行き来する、コレぞB-DASHな曲。どちらの方面もハイレベルです。ラストがヘヴィで終わるってのがいい。
Tシャツに全歌詞を書いたPVも面白い。
Amazones / 石野卓球
女性の掛け声とドコドコなトライバルビートでまさにAmazonesなノリノリ・ハードミニマル。
あまりのノリの良さに初めて聴いたときはド肝を抜かれました。2016年1番踊れる曲。
風光る / LIBRO
電子音が入りすぎないオールド・ヒップホップなトラックが激カッコいい。LIBROの十八番であるメロディアスなラップもたまんない。歌ってるんじゃなくてラップしてる。けど歌心ありまくり。
R.o.N / ROVO
ナカコーのわずか4音のループから発生させてどんどん熟してきた曲。最初は微妙だったライブverを経てこのCD音源盤が最高にカッコいいという楽曲の成長物語もいい。U-zhaanのタブラがまた良い仕事しています。終盤の勝井さんのヴァイオリンの突き抜け具合はホント気持ちいい。
琥珀色の街、上海蟹の朝 / くるり
最近のceroやsuchmosのブラックミュージック&日本の音楽の方向性をあっさりやれてしまうくるりの地力に平伏すしかないです。流行に敏感なのは音楽好きの岸田さんらしい。
Don’t Move / METAFIVE
スタジオライブ映像を見たときの雷のような衝撃は忘れられません。スーパーなメンツが集まって期待以上のモノをブチかましてくれる。高橋さんがドラムに移ったときのカッコよさは反則級。
Vektor feat.明和電機 / トクマルシューゴ
扱いにくい創作楽器ばかり作る明和電機もトクマルさんによればすべてが効果的に働き出す。パチモク(木魚)のカカンって音がホント気持ちいい。
面白さだけでなくいままでにないくらいポップなトクマルさんの歌もいいんよなー。
最後の将軍 feat. 森の石松さん / レキシ
レキシ feat. 松たか子の名バラード。レキシにしてはド直球に感動を誘う歌詞……と思いきや”もう幕府なんて終わらせていい”でズコー。でも名曲なのはブレない。
夏帆と池ちゃんが共演するPVがまた最高で何度見ても泣きそうになります。2016年のベストPV!
breaking dawn / 雨のパレード
「言葉を選ぶ間に頬を伝っていく涙 あなたと過ごしてきた日々は突然に消えた すぐそこに明日に孤独の波が押し寄せる ああ、これでまた淡々と回る世界の一部に戻ってしまうんだ」この歌詞がめちゃくちゃ好き。いくらでも物語を想像できる。
各音のスペースを広く取った音構成とクッと感情に訴えかけてくるエモさ。良い曲です。
バタフライ / 白波多カミン with Placebo Foxes
イントロのアカペラで歌うとこでズッカーン!ときます。人間らしさと冷めてる感覚が同居してるのはカミンさんならでは。やっぱ切れ味すごい。
夏の影 / きのこ帝国
シューゲイザーバンドがレゲェをやった結果、浮遊感ありながら沈み込む独特な泥酔感のある曲が出来上がりました。サビのメロディがまたいい!
恋したらベイベー / Shiggy Jr
”恋したらベイベー!”のワンフレーズで”ポップス”が一気に溢れ出す感覚が好きです。Shiggy Jr.のシングル曲は全部よかった!元気に日常に寄り添ってくるポップソングってのはやっぱいいモンです。
エンドロール / Awesome City Club
porinさんのソロ・ヴォーカル曲。バンド色が薄くてACCでも異色の曲。メロディと歌詞がグッと胸に刺さって大好きなのです。クリスタルな感触のシンセもステキ。
”流れる唐突なエンドロール 一人見てる せっかちな君がいないから 君を想う”
”ねえいつも曲の途中で出て行くの ホントは 嫌だったんだよ 言えなかった”
この歌詞はたまりませんな。僕が初期ACCに感じてたインディでダウナーな感覚が蘇ってきた。
最後の夢 / The Mirraz
EDM/ディープハウス系サウンドを想像以上にレベルでモノにしたepから。ダブステップなつんのめりビートと早口ボーカルの合わせ技はミイラズならでは。
歌詞がFF15への期待感を延々と歌うだけってのが畠山さんらしいなぁ;
sence / 空きっ腹に酒
ドラムンベースのような細かいドラムで疾走感のある良曲。西田さんのギターがEXPEさん(PARA)みたいな高音ギターで面白い。こんなトコまで手を伸ばせるギタリストなんやなぁ。
"Branches / Bones" / Nine Incah Nails
NIN新作にそれほど期待せずに初めて聴いたとき、腹に響く大音量ベースにぶっ飛ばされました。FFのサンドウォームよろしく地面から迫ってくるような低音。NINまだまだカッコええ!
epは他の曲もいいんだけど、聴きながら久しぶりに”うわぁ!うわぁ!”って興奮したインパクトでこの曲を。
Burn The Witch / Radiohead
当初はDaydreamingの方が好きかなって思ったけど聴くほどにこっちのBurn The Witchの方が好きになっていきました。この全体に漂うキチガイ感がたまらんっすね。美しいけど狂ってる。
フェスティバルホールでCoccoの魂をぶつけたライブが終わった直後にこの曲が流れた時はゾクッとしました。