soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2015/12/13 KING CRIMSON @ フェスティバルホール

KING CRIMSONフェスティバルホール!。キンクリを見れるのはこれが最初で最後になるかな?


いや~良いモン見た!
前面にドラムセットが3台並ぶ衝撃的な配置。始まるとそれも納得のドラム大活躍のライブ。ビートずらし、フィルインの受け渡しとかROVOやVOREDOMSがやってることも一要素にしながら複雑に絡み合うのは見てて最後まで飽きなかった。
トリプルドラム凄すぎます。まさかあそこまで複雑に絡むとはー。


座ってても楽しめるロック。クラシカルな壮大さあり、ジャズの匂いがすることもあり。これぞプログレッシブ・ロックすな~。


ボーカルはけっこうな歳だったと思うけど若々しい声でよく出てた。1st柄のギターがかっこええ。
ロバート・フリップのギターはアルペジオから重いリフにノイズじみた演奏までどれも心地よくて。ライブの最初に鳴らされた一音で毛穴がゾワッとした。


セトリはロック的なビートよりファンク/トライバルなビートが中心だった気がする。
中盤のトリプルドラムソロなんかOrquest Nudge! Nudge!を思わせる部分が。それならDiciplineの曲も聴きたかった―。(一曲もやらず……


アンコールのスタンディングオベーションを挟んで客のテンションがMAXの状態で打ち鳴らされる「21st Century Schizoid Man」のイントロはまさに時代を作った名曲の音でした。死ぬほどカッコよかった!