2016/02/10 巨人ゆえにデカイ、BIRUSHANAH、THREE MANTRAS ＠難波ベアーズ - soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

巨人ゆえにデカイ

一番手の巨人ゆえにデカイの途中に入場。
水内さんデカイ！音もバカデカイ！

和田さんのドラムは何度見ても野生的なパワーがあってスゴいです。スネアワークでなんだありゃ！？ってなのがいくつか。ハイハット蹴りもアリ。

水内さんのギターも良いなぁ。高速で弾いてるのがめっさカッコよかった。声はいつもより低めだった気がする。

2人が渋い声で
”（アレンジしすぎて）違う曲になってるやん（笑”
”いやCDそのままやったけど”
”そうか”
とマイペースに話してるのがなんか決まってた。

「SOCIAL CONFIDENCE ENHANCEMENT」のエセ韓国語？で終了。

巨人ゆえにデカイが終わったら転換BGMがKMFDM！（たしかKunst）ベアーズの音響で聴くKMFDMはたまんないモノがありました。

BIRUSHANAH

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初見。ドラム、ギター、メタルパーカッション。Fear Factoryのディーノ・カザレスみたいな巨体3人のインダストリアル・メタル。

メタル・パーカッションは鉄板やらホイールやらドラム缶やらの金属が大量に積まれてて、見るだけで興奮！

禍々しいメタルリフ+金属打楽器の暗黒工業音楽。なのにメタルパーカッションの人のキャラがえらく明るくて、面白さもありました。
元気ですか―的な陽性。ドラ持って鉄板の上に乗ったり、客の真ん中に突撃してきたり。エンターテインメント性も高い。
トライバルなメタルパーカッションは聴いてて気持ちよかった！

BIRUSHANAH終わって転換BGMがDAF！KMFDMといい、BIRUSHANAHのメタルパーカッションといいインダストリアルな一夜でした。巨人ゆでにデカイもその毛があるし次のスペシャルユニットも……

THREE MANTRAS

THREE MANTRAS = 山崎マゾ+吉田ヤスシ+河端一。

アグレッシブなノイズミュージシャンの一面を持ってる3名ですが、このユニットは静のジワジワと脳を侵食してくるタイプ。Throbbing Gristle系インダストリアルでした。マゾさん、座ってシンセをいじっててソロと雰囲気違う！

役割はマゾさん(モジュラーシンセ、ドラムマシン)、吉田ヤスシ(エフェクトヴォイス、アルミタンク、河端一(ギター)てな感じ
マゾさんがシンプルなリズムをひたすら流して、河端さんが根っこでブレないノイズ気味ギター、そして吉田ヤスシさんが呻いたり、エレクトロニクス・ノイズ出したり、メタル缶を淡々と叩いたり。

前のめりになることなくどっしりと構えて淡々とインダストリアルなノイズを発している3人の余裕がベテランらしくて渋かったです。
CARTER TUTTI VOID的なずっと聴いてられそうな音。このメンバーでこういうアプローチで来るとは意外でした。

↓ずっとこのリズムが流れてて、それが次第に気持よく……。大きく動くこと無く淡々とジワジワと進んだ約30分。