soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2016/03/13 あふりらんぽ、マッカーサーアコンチ @ 梅田シャングリラ

あふりらんぽ復活ライブ!シャングリラに関西アングラな客が集まってる。数年前のシャングリラの光景で……それだけでちょい涙でそうになった。

マッカーサーアコンチ

あふりらんぽ復活ライブのOAにマッカーサーアコンチ
何度も”あふりらんぽ帰ってきたよ―”と叫ぶアチャコさん。素晴らしい場の温め方でした。立ち位置を完全に理解してるライブ。OAとして150点のライブ。


がっつりダブ処理した曲で始まって「POPO」「DON DON」「Designed for people」など。
アイさんはシャウトもあまりせず大人しめ。またお子さんがお腹の中にいる?シンセに大量のマタニティマーク貼ってて吹いた(笑)


ラストになんとEVISBEATSの「いい時間」カバー。

この 時間のせい ?
この 天気のせい ?
この 景色のせい ?
この 年齢のせい ?

の歌詞がタイミング的にばっちり合ってて胸に突き刺さった。
特に4行目。
フロアを見渡すといい大人達が楽しそうな顔してたなぁ。


あふりらんぽ

この世界に興味持ったときには解散してたあふりらんぽ。復活ライヴでついに見れた。パワーと人間力に溢れたライヴ。素晴らしかった!


自由でパワフルで元気のもらえるライブ。CDはずっと聴いてきたけど……これがあふりらんぽか!
ロックな曲もアヴァンギャルドなノリもグイグイくる。そして挟まれる温かい曲/歌にがっつりハート掴まれました。
ONIさん、PIKAさんのソロや客演は何度も見たことあったけど、あの衣装、あのメイク、あのステージ、そして2人が揃うとあふりらんぽのONIとPIKAになるんだなぁ、と。ソロと同じ人、だけど全然違う!


カーテンが開く前から終演まで会場に最上級のウェルカム・ムードが漂ってて素敵だった。あのシャングリラの雰囲気は懐かしかったなぁ。


関西の味が濃く出たパワフルな曲から、母性を感じる優しい音響系の曲まで。見せる音、パフォーマンスがずっと続く。
ライブの途中で最前にいるおばあちゃんにギター渡して。これがまた良いギターを弾いてた;
絶妙なタイミングで音鳴らしたり良い笑顔でかき鳴らしたり。それを皆で座って見届けるあの空間の素晴らしさ。
ってかあの人只者じゃないよな;どっかで見たことあるような……。


終盤のMCでONIさんが”解散して、結婚とかして、子供も産んで……どうなるかわからなかったけどまたあふりんぽが出来て。生きてて良かった!”と喋って号泣。それをPIKAさんがナデナデしてあげる。この一連の流れは泣きそうになりました。いい夜やったなぁ。