2017/06/13 KT Tunstall ＠ Billboard Live Osaka - 1st stage

KT TUNSTALLよかった〜。

ルーパーを駆使しての一人バンド。
使うのはギター、アコギ、足音、WAVE DRUM、シンセ、タンバリン、シェイカー、キーボード、そして歌。
打ち込みゼロではないけどメインはあくまでもその場でサンプリング。ループをミスったら”別バージョンよ”とアドリブ強し。テクノ的になっててカッコよかったｗ

ギターを中心とした楽器類はもとより、この人は”声”という最大の魅力があるのがいいなぁ。ループさせても、メインで歌っても映える声。
音も歌も人柄も楽しくシアワセになれるアーティストでありました。

フォーク/カントリーだけでなくテクノ的なアプローチもあり。昇天系はカントリー版James Blakeってな具合でした。
曲の途中に別の曲のカバー（BanglesのWalk like an EgyptianやWhite StripesのSeven Nation Armyなど良いセンス！）を挟むのなんかDJ的だし音楽愛が感じられるショーでした。
ちなみに機材がすべて日本製なのでJapanese Bandだそうな。こういう茶目っ気もいい。

カズーでメロディをなぞった「Seven Nation Army」はテンション上がったなー。あと口でサックスの音色を再現したり。ホント器用です。タレンテッドです。

ループで曲が出来上がっていくのがとにかく楽しい。なのでアンコールでやった「Suddenly I See」は逆に普通な感じもしました。
とはいえ普遍的なメロディセンスはやはりいいよなぁ。弾き語りでも十分成り立つ。それに加えてループギミックがあるから倍増で面白い！