soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

ノルカソルカ / 郷愁花屋

ノベルゲーム体験版。プレイ時間は流し読み気味で3時間ほど。
文が一行づつ表示されるスタイル。文の途中でウエイトが掛ってるとクリックのタイミングが合わずに読み飛ばしてしまうことが多々あった。
バックログも一行づつなんで読みにくい。
絵はちょい少女マンガ風味。


超不幸な女子高生・幸は迷い込んだ神社で天狗と出会い、「鬼を探し出してくれたら、願い事をひとつ叶えてやろう」と言われる。


最初は追手内洋一(ラッキーマン)みたいなギャグ不幸キャラかなぁと思いきや、借金はあるわ、貯金を下ろして人形を買った直後に続編が出るわで笑えないレベルの不幸っぷり。他のキャラも暗い境遇が多い。
ソフトな文体なのであまり重さは感じられませんが、書き方によってはむちゃくちゃ暗くなりそうな内容です。


基本的に人間と妖怪がセットで登場して各キャラ視点の物語が選べます。
視点を変えることで意外な繋がりが見えるのが面白い試み。
ただ、全体では強引さが目立ち、ストーリーもむちゃくちゃ盛り上がったと言うほどでは無い。熱中してプレイとまではいかなかったかなぁ。
とはいえ、不幸ながらに頑張る幸は見ていて応援したくなるし、所々で光る部分はありました。