soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2017/06/04 夜の本気ダンス @ ZEPP OSAKA BAYSIDE

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アルバム曲が好きなのにフェスではあまりやらないのでワンマンへ~。
昨日の怒髪天と客の年齢層が真反対でした;




ダンスロックであり、メロディックなロックであり、ロックンロールでありました〜。
なにより”初心を忘れずに”と最新のZEPPを梅田シャングリラに模したステージデザインは関西の音楽好きとしてはこみ上げるものがありました!粋だ!


やっぱ演奏とアレンジがうまい。ベースがしっかり地面を走ってる。
夜ダンって若い人が聴くパーティーロックなイメージを持ってる人が多いだろうけど、洋楽要素なども吸収してかなり本格的な音を出しています。DFA的な部分もある。
身体の奥にあるグルーヴを刺激してくるとことか、方向性は違えどある種のD.A.N的なとこもあります。


あとTelephonesよりDoping Pandaが近いのかもしれない。
キレキレのギター。メロディアスなボーカル。シャープなドラム。しっかり耳を向けたらホント良い音出してる。ここまでガチ要素が揃いながらロキノン感がめっちゃあるのはなんでだろう?ノリ?




EPリリースツアー。新曲は4つだからほぼベストなセトリ。初期から最新作までたっぷり。


ワンマンでもずっと”踊れる”ライブでした。まったりした曲にもしっかりグルーヴある。
ムーディーな「Dance in the rain」とか最高でしたな。


EPからは「Shiny」はやっぱ良い曲。続く「THREE」もシアワセ感あってめっちゃ好き。


「fuckin' so tired」が意外と早いタイミングでやってたのが意外。
「WHERE」の盛り上がりはひときわ。大爆発するキラーチューンがあるバンドはやっぱいい!
アンコールのラストは「Only Seventeen」。ダンスより純粋なロックバンドとして終わったのがよかった~。ドラマチックな展開にちょい泣きそうに。


ドラムで強引にノンストップにライブを進行させてくパートはカッコよかったなぁ。ダンスビートであることを最大限に活かしてる。サカナクションみたいにスタイリッシュじゃない。野太いロックのライブ展開。


鈴鹿さんのMCはもはや芸術の域。鉄の心臓。
あとノンストップ・ダンス・タイムの煽りからドラムのフィルインをミスるのも最高でした。
絶対ミスったらアカン場面やん!