2017/10/09 Minami Wheel 2017(sui sui duck、vivid undress、Have a Nice Day!、花柄ランタン、Mint Mate box、And Summer Club、asayake no ato、fula、SHE IS SUMMER) @ 大阪MUSE、DROP、BRONZE、FootRock&Beers、VARON、Fanj Twice、AtlantiQs
ミナホ2日目~。
sui sui duck
デジタルなロック。ダフト・パンクを敬愛してるのだとか。youtubeで試聴してちょこっと期待してた……ら、死ぬほどよかった!
オサレではあるんだけどシティポップとは少し違うスマートさ。もっとテクノ/デジタルオタク的な。なにより楽しんで演奏してるのがよかった!
クールな音/風貌なんだけど楽しそうに演奏してるのがポロポロとこぼれてる。初の大阪ライブだそうな。その喜びもあったのでしょう。バンドストーリーを感じさせる一幕。
めっちゃ長身のベース(日本人?)とかクールだけどよく笑う女性ベースとかキャラも良い。ボーカルはスカしてる感じかと思いきやピュアそうな青年でした。カリスマ性もある。
踊れる曲、昇天する曲、浸れる曲……全部がハイレベル。これはクルぞ!
最後の曲の昇天具合はかなりのもんだった。
映像をバックスクリーンに流す視覚情報も独特。ただ現時点ではめっちゃ有効に働いてるかっていうと微妙な気もしたかなぁ。
とにかく予想の何倍もよくて圧倒されました。次見るときにはもうデカくなってそう
vivid undress
好きなバンドなんで見たけど……なんか気分的にしっくりこなくて。sui sui duckの革新的なサウンドの衝撃を引きずってたかも。2曲目ぐらいで離脱。
Have a nice day!
名前はよく聞くけど初見。ハウス/ダンスチューンとハードコアの融合……なるほどね。音は完全にダンスミュージックだけどなぜかフロアがハードコアノリっていう作り上げてきたアトモスフィア。これは精神が開放されて面白い。
全力で踊るタイプのバンドはここだけだったので気持ちよかった。
シンセの絶妙なダサさとかがdie die colorを思い出させたり。
ただ積極的に見に行こうかというと……うーむ、ステージとフロア全体の空気がちょい人間的に苦手な部分もあるかも
花柄ランタン
男女のアコギ弾き語り。
2人の格好とか、会話のアクセントとか、間とかがお笑いコンビみたいで面白かった(笑)
曲はとてもよい。元気のいい自由な歌。テニスコーツやハンバートハンバートとかに比べると子供番組的なかわいさがあるかな?
でも毒もあり。
ミナホではめったにない座ってみるスタイルでやることに。コレがライブに合っててよかった。とても和やかでフリーダムな時間。歌はキャッチーだけど癖がある。なかなか独自の立ち位置にいるユニットですなぁ。
Mint Mate Box
メンバーかわいいし曲もよさ気なので見に行ったけど……うーん、どうもしっくりこない。なんか右から左に抜けていくなぁ、と。3曲ほどで退出。
And Summer Club
2曲だけ見れた。Mint Mate Boxと真逆。グワングワンにギターがうなって身体が自然と動く感じ。あぁ、やっぱオレのホームはココらへんのサウンドなんやな、と痛感させられたのであります;
2曲だけど満たされました。
前の人がめちゃくちゃ盛り上がってるなー、と思ったら花柄ランタンのギターさんだった。やっぱこの人好きだ!(笑)
asayake no ato
ライブ前にとある憧れの人と会話してしまったので、ぼけーっと聴いてた気もする。
けどよかった。シンプルで素直なのも染みる。
fula
ボーカル以外のメンバーが総入れ替えになったfula。新体制は初見。
楽しげな演奏はやはりイイ……のだけど切なさが少し後退してて……うーん、なんだか前ほどの引きこまれ方はしなかったかなぁ。
曲は新曲多めに昔の曲もちょこっと。バンドの醸し出す空気がだいぶ変わってました。。
新体制に慣れるには自分にはちょっと時間がかかりそうです。
SHE IS SUMMER
トリはSHE IS SUMMER。元ふぇのたすのMICOさんのバンド。バンドスタイルでのライブでありました。チャラい感じのバンドメンバー(笑)
そしてMICOさんは可愛すぎる!堂々とした佇まいでアイドルチック……ながら自由に動いてやはりバンドマン/ボーカルって感じるトコがありました。 曲もめっちゃええのよなー。
新曲が大人な感じでよかった。どうやらLILI LIMITの人が作曲したみたいです。
かわいい空気出しながら、かなり器用なボーカル。ここらへんはShiggy jr.の池田さんに通じるものがあるかな・
思ってたよりポップな祝福感はなかったかな。お客さんはおとなしい感じ。
ゆえに完全燃焼ってまではいかないけど、楽しめた!
2017のミナホはsui sui duck、余命百年、2、FINLANDSと確実にコレからくるであろうバンドに出会えた。とくにsui sui duckはモノスゴイですぞ。