soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

D7 5key/Diverse System

もちろん一般CDだけじゃなく同人CDも日ごろから聴いてるので同人CD紹介になることもあります。


BMS系サークルの大手、Diverse systemの音ゲーアレンジ。D7シリーズでは5key、7key、その他に分けて販売されました。その中の5key。
D7はD9と並んでDシリーズの中で一番印象が薄い。diverseにアンチが出てきたのもこの頃からかな?


D7の中でも5keyはもっとも地味。完成度が高く洗礼されているとも言えますが、それより淡々として地味というイメージが強い。曲単体は決して悪くないんですが、アルバム通して大人し目のコアな曲が続くのでイマイチ盛り上がらない。俺の中では不完全燃焼です。


でも⑤のsocer氏のska a go goのジャングルアレンジはカッコイイ。速いリズムに重いベースを使ってコアにアレンジしながらも原曲の陽気な雰囲気を生かしています。w32からsocerと名義を変えると同時に音楽傾向も変ってきたのが分かる。
次点は中盤の盛り上げが面白いRANDO:さんのoverblastアレンジ⑥、ugottagrooveをひたすらドープなアングラヒップホップにしたuchu-jinさんの⑪、おなじみネタボートラの123stars+猪木(D7のボートラで一番良かった。ミコミコナースとウルトラソウルで爆笑)。でもこれらの曲も他の曲も完成度は高いのにあまり印象に残らないんだよなぁ。


何曲がもうすこし派手、もしくは印象に残る面白い曲があれば全然聴き心地が全然違ったと思います。ちょいイマイチなCD。まぁ、何度も繰り返しますが完成度は高いので何かをしながらBGMとして聴くにはいいかも。