soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2016/12/05 Kamasi Washington @ Billboard Live 1st stage

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カマシ・ワシントン、めっさヤバかった!
『富士山 = デカイ、綺麗』と同じノリで『カマシ・ワシントン = パワフル、スゴい』の方程式が成り立つレベル。難しいこと置いといて、感覚的に直でヤバかった。直ヤバ!
興奮により言語能力が落ちております。


ツインドラムにコーラス、2ブラス、ウッドベース、キーボード(ブランドン・コールマン!)……と大人数のバンド。各プレイヤーのレベルが高い!
特にテクすごすぎのドラムが2人もいるってのはROVO並の衝撃。そして開始5分で完全に虜になったカマシの重厚サックス!最初の一音が鳴った瞬間に”うおおおおおお!”ってなりました。


カマシのサックスは安定感とパワフルとメロディアスが奇跡の同居を成功させてました。
押し相撲で絶対に倒れない人ばりに軸がビッシリしてる。あんなビッシリしてる音は聴いたことない!
それでいて軽やかに踊るようにメロディを奏でるのだから……いやー、スゴすぎました。
カマシの演奏はサポートでは何度か見てたけど……侮ってた!


ツインドラムは凄すぎ。面白いリズム…というより圧倒的なテクニックと勢いで魅せられました。
速すぎてCGみたいなスピードで叩いてた。「Conversation」という名のドラムバトルもあり。超絶テクをたっぷり味わうことができましたー。


曲はノリノリからバラードから宇宙を感じさせるスケールの大きいのまで色々と。
想像よりスピリチュアル/難解ではなく直感的に楽しめる音楽。各プレイヤーのソロレベルの高さ&常時後ろで暴れまわってるドラムの気持ちよさゆえでしょうか。
カマシの宇宙サックスは震えたなぁ。ワープしそうな面白いサックス演奏。


誰かがソロを弾いてる時に他のメンバーがめっちゃガン見してるのが面白かったなぁ。
基本、他がソロしてるときは自分は吹かないから手はダランと下げてる。顔だけ向けるんじゃなくて身体ごとソロプレイヤーの方に向いておりました(笑)