2018/02/13 Father John Misty @ 梅田クアトロ
Father John Misty、存在感がすごかった!
なんたって背丈がめっちゃデカい!2m10cmぐらいはあるんじゃなかろうか?
比例するように音のスケールもデカい……が自分のツボをド直撃するにはあともう一歩……てトコもありました。
コレだけスケールの大きい音ならせめてBIGCATサイズのハコでみたかったかなぁ、って思いも。
Father John Mistyはサングラスに髭モジャでちょいヒッピーみたいな風貌。動きもクネクネしてる。
しかし歌は一切のブレがない大木のような歌。
”エモい”とか”上手い”とかの前に”存在することにまったくの違和感/疑いようがない歌”でありました。空、山、空気……に同列でFather John Mistyの歌みたいな。
サポートバンドにギター(&キーボード)×2、ベース(&キーボード)、キーボード×2、ドラム。新譜の内容からするとストリングスがいないのは意外かも。
バンドは前に出すぎずにがっしり歌をサポート。キーボード×5になるパート割もあり。
”歌”をしっかり聴けるバンドの演奏はやはりベースがしっかりしてる。音数は少ないながら音階はよく動いてて”歌ってるベース”でした。でもFather John Mistyの”歌”はまったく邪魔しない。
バンド全体も良い意味でグルーヴが抑えられた演奏だったなぁ。気軽にノリノリってな雰囲気ではなくしっかり歌を届けてた。
ちょこちょこ轟音な演奏もあったけどメインではありませんでした。中心はあくまでも歌。終盤に一瞬だけド爆音になる場面はFather John Mistyがデカいから迫力ある;(演奏せずにポーズだけなのに
ドラムは一曲でめっちゃ面白いヒップホップ的なビート叩いてたな。
とライブ自体は良いトコロがいっぱいあったんだけど、僕の心が動ききらなかったのは自分側の気分の問題か、周りの空気が微妙だったか……。
てかシンプルに新譜で一番好きな「Birdie」と「Leaving LA」やらなかったのが大きい気がする;
「Leaving LA」めっちゃ聴きたかった~。