soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

C81同人音楽CDでビビッとキタの

C81でゲットした同人CDは26枚。
それぞれ最低3回ぐらい聴いた今の時点で「こりゃヤバい!」とビビッとキタのは:

I'VEのメロコアパワーポップアレンジ。
I'VEのグッドメロディが爽快なバンドサウンドになってるのがこのサークルの良いところ。音作りに力強さ&安定感が付いてきて順調に成長してきてるのを感じる!
メロコアのオマージュ……というより「メロコア好きのバンドマンならつい真似しちゃうよね」なフレーズが満載でニヤニヤしながら楽しめちゃう。
2ビートの『Dream to new world』、weezerビークル?)オマージュの『Color of Happiness』あたりは何度も聴いちゃう超良アレンジ!

M3のピンドライメージCDで大ハマリしたen;Dolphin RecordsからV.A形式の架空サントラ。
前半はメジャー進行のハウスで「今回は明るい作風なのかな?」と思ってたらしだいにテクノ、ミニマル、ジャズブレイク、エクスペリメンタル、アンビエントとコアな曲調へとシフトしていく。曲によって落差が激しいのにCD一枚ではシャープな空気で統一されてるのは各コンポーザーに渡されたという架空設定資料のおかげか。
派手なことはしてないけど耳になじむ曲が多くてリピート率高し。

意外にも5年振りらしいお二人方のVSシリーズ。
今回はよろずアレンジ。東鳩1にはじまりペルソナ、FF、葉鍵、ein prosite、マインクラフトとなんでもあり。
ストイックなミニマルからドラムンビッグビート、ニカ、メタル、アラビアンプログレ、果てにはファンキーコタまで飛び出し、ありとあらゆる手でライバルより面白い音楽を作ろうとしてる。その全ての曲が高クオリティ!
ごった煮系同人CDのお手本のようなCD。楽しいです。

ダンス色の強いSTR。
聴けば聴くほど四つ打ちが馴染んできてノリノリに〜。特に中盤のプリミティブなトラックの連続は最高!
クラブサウンドだけどデジタル濃度がそれほど高くなく肉体的なファンクネスも感じる。
とにかく下半身に直結するグルーヴが気持ちよくてなにげにC81作品のなかで一番再生率高いかも。

シャープネルの50曲詰め込みノンストップ・ミックスCD。ベスト盤と言っても差し支えのない名曲につぐ名曲のラッシュ。
驚くのはそのミックス構成力。頭からハードな曲で攻め、ラストに待つ永遠のアンセム『Blue Noah 2006(ナディア本当にテンションMAXで腕を振り上げたくなる。
途中に食べ物系声ネタで繋げたりと小ネタも満載。『Little God Ch@nnel(らきすた)』→『Fuwanity(けいおん)』→『Sound of SOS(ハルヒ)』の怒涛の京アニラッシュは感無量。
シャープネルの歴史を辿れるだけじゃなくてナディア、ステルヴィアプラネテス、雫、ストパンらきすたグレンラガンけいおん、と俺たちのアニメ/ゲーム史を振り返る73分に感情が爆発しそうになります。
繋げ方が面白いから全CD持ってる人でも楽しめるし、今は聴いてなくてもシャープネルに一度はハマった人にもぜひ聴いて欲しい超名盤!



初っ端に聴いたシャープネルが強烈すぎたっ!正月に聴いて年明けからアホみたいに高まってました。
もちろん他にも良作アリ。
いままでの同人音楽の枠になかったポスト・ダブステップぐらいにシリアスでニカほど深くないクラブサウンドでビビットくる曲が多かったに感じました。
今までズレていた一般音楽と同人音楽の流行り/軸が少し近くなった気がする。


今回もtwitterの方でちょこちょこつぶやいてた「C81 同人CDの感想関連のつぶやき」をまとめてみましたー
http://togetter.com/li/238787