soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

映画けいおん!

年始に観て以来どっぷりハマり続けてまだ抜け出せていません。
現時点で6回も観に行ってしまった……。


初見は空港でのワクワク、ロンドンでの楽しげな5人から日本に戻ってきてからの展開にただただ感動。
TVシリーズをうまく補完したなぁと思いました。
1話〜最終回で完成しているTVシリーズに足し算的に付け足すわけでもましてやハミ出すでもなく、補強することで「けいおん」という作品を完成させたと感じました。


また初回はあずにゃんにノックアウトされた!布団にくるまっての「おやすみなさいです」で撃沈。そこから寝ぼけあずにゃんやら、首傾けあずにゃんやら最高っす!
終わった後は一緒にみた友達に「あずにゃんあずにゃん!」と絡みまくってたw


ストーリーもあずにゃんに焦点が当たってて「ゆいあずな映画だよな〜」と思ってたけど二回目、落ち着いて観ると全キャラクターともしっかり生きてるわけですよ。
メインで喋ってるキャラの後ろでの細かい行動もしっかりと描かれている。この丁寧な描写がけいおんが愛しくなる所以かな。
今じゃ初回にゆいあず映画と思ったのが信じられない。みんな活躍してる。


アニメ版で一番好きだったりっちゃんも某シーンで歌うのを恥ずかしがるのがかわいすぎる〜。
さらにクライマックスの屋上のシーンで抑えが効かなくなって大声を挙げてるシーン。部長/ムードメーカーとしてのりっちゃん最大の見せ場。涙無しではみれません


ライブシーンはロンドン野外での『もう一回』が一期最終回を思い出して胸が熱くなりました。ムギが嬉しそうに即座に反応してるのがまた……。フェス/野外の雰囲気が音楽のハッピーな側面を見事に表してて大好き。
そして教室ライブは今作のライブシーンで一番好き。唯のジャンプはものすごい破壊力でした。涙で画面が霞んだレベル。


自分にとって映画けいおんはお祭りみたいでした。TVが終わったあとにまたHTTが返ってきたお祭り。
某スレで「ここが見所!」「実は○○してる」とか話し合いが行われててそれを確認しにまた映画館に行くのが楽しかった。グッズも「祭りが終わる前に〜」とつい手にとってしまいます。
私は1月に初見と後参加組だけど本当に楽しかった!
と、同時に本当にこれでアニメけいおんが終わってしまうと思うと寂しいです。最高の終わり方だけれども。


ロンドンは唯たちにとって非日常の特別な場所だけど逆に我々にとっては現実に近い場所。現実にある地でも部室でやってるみたいに楽しむHTTの面々。現実はちょっとしたものの見方でこんなに輝いてるのに気付くってのが私が映画けいおんから一番影響を受けたことです。
近所をランニング中に最後の唯みたく両手を広げて走ったりするだけでものすごく気持よかった。両手を思いっきり広げて走るなんて何年ぶりだろう。身近にこんな気持ちのいいことが転がってたのか、と世紀の大発見みたいに驚いたものです。


再熱したけいおん熱。しかも今がピーク。ここまでハマった作品は久しぶり……いや、初めてかも。
やっぱ自分は人生に影響を与えるレベルでけいおんが好きなんだなぁ。。
ここ数年のライブ行きまくりな日々は確実に夏フェス回の影響です。そして映画でもまた影響受けました。


上映館数もだいぶ減ってきましたが、祭りの最後まで楽しむぞー。